「君、なんか細くない?」めちゃ斬新デザインの「“1人乗り”スポーティカー」が凄い! ワイドで細~い「不思議ボディ」採用した“2+1輪”モデル! エレクトラメカニカ「ソロ」北米仕様とは!
カナダの新興EVメーカー「エレクトラメカニカ」は、「ソロ」というモデルを北米で販売中です。一体どのようなクルマなのでしょうか。
斬新デザインの「“1人乗り”モデル」がスゴイ!
カナダの新興自動車メーカー「エレクトラメカニカ」は、極めてユニークな構造とデザインを採用した「ソロ」というモデルを北米で販売しています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

ソロは、エレクトラメカニカが製造・販売する3輪EV(電気自動車)です。
電動スクーターや電動バイクといったマイクロモビリティが続々と登場する中、エレクトラメカニカは「普通自動車のEVは1人で乗るとスペースが余り過ぎてしまう」と考え、より少ない電力で動かせる電気自動車を目指して開発されました。
そんなソロの車名の由来は、そのまま「1人乗り」のモデルであることから来ています。
特徴としては、3つの車輪と1つの座席で構成されたコンパクトサイズでありつつ、ボディ前後のクラッシャブルゾーン、側面衝撃吸収システム、ロールバー、トルク制限つきの横滑り防止装備が搭載され、安全性に配慮されていることが挙げられます。
エクステリアは、サイドから見ると5人乗りのクルマを半分に切ったような形状。
そしてフロントから見るとワイドでスポーティな幅の広いスタンスですが、後ろに向かって徐々に狭く車体が絞られおり、一般的なクルマと比較してかなり斬新なルックスとなっています。
インテリアは黒を基調としつつも、ところどころにブルーが配された未来的なデザインで、シートヒーター、エアコン、Bluetoothといった快適装備がしっかりと備えられています。
一方で、ラゲッジスペースはあまり広くない様子。スーパーの袋がいくつか入る程度です。
パワートレインには、最高出力56馬力を発揮する電気モーターを搭載。
最高速度は128km/hで、1回のフル充電での航続距離は約160kmとなっています。
車両価格は1万8500ドル(日本円で約283万3645円)で、現在も販売中です。
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ユニークな構造を採用し、1人用の3輪EVとして展開中のソロ。
発売当初は「乗用車として購入する層と商用車として購入する層が半々ぐらいになる」と予想されていましたが、「コストが低く、なおかつ人目を引く動く広告塔になる」という理由で、商用車として購入する層が大半となっているそうです。
日本国内への導入は今のところ発表されていないものの、大きいクルマを好む傾向の北米のユーザーよりも、コンパクトカーが求められる日本市場の方が好まれそうな1台です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。





















