トヨタがモデルチェンジ!? 「みなさん、私達と一緒に自動車の未来を作りませんか」

6月26日に行われたクラウンとカローラ スポーツの発表会は「THE CONNECTED DAY」というコネクティッドカーにかける長年の意気込みを、豊田章男社長と友山副社長の2人が語るものとなり、豊田氏がモビリティカンパニーへのモデルチェンジを宣言しました。

顧客との接点を追求した結果、コネクティッドに突き当たった

 友山氏はさらに「トヨタが理想とするコネクティッドサービスは、情報家電で見られるようなITやAIが表立って前に出てくるのではなく、ヒューマンコネクティッドサービスだと考えています。お客さまの期待は無限に広がる、だから、こそ、人間も、鍛錬し、カイゼンし続けていかなければならない。つまり、トヨタ生産方式のカイゼンそのものなのであります」と訴えました。

ジャストインタイムの説明

 その上で友山氏はコネクティッドの原点がトヨタに昔からあったものという点を強調、「お客様にクルマをご利用いただいている間にも、ジャストインタイムサービスを提供できてこそ、本来のトヨタ生産方式ではないか。インターネットもろくに普及していなかった時代に我々はそう考えたのであります。その思いを原点に、限りなくお客さまの接点を追求していた結果、我々はコネクティッドに突き当たりました」と経緯を説明しました。

自動車を作る会社から、モビリティカンパニーにモデルチェンジ

 豊田氏はコネクティッドのサービスは「お客様とつながりたい、がスタート」と説明、「全世界で1000万台が10年間、1万キロ走ったとするとたいへんな走行データ」とし「規模感をうまく活用すれば、ちょっといい未来が作れるのではないか」と希望を語りました。

賛同者にこの指とまれ!と呼びかけた豊田章男社長

 また、発表会の最後は豊田氏が未来を語り、「100年に一度と言われる、大変革の時代を生きるために、私はトヨタを、自動車を作る会社からモビリティカンパニーにモデルチェンジをすることを決断いたしました。」と宣言しました。

 そして「みなさん、私達と一緒に自動車の未来を作りませんか? ご賛同いただける方は、この指止まれ!」と指を高々と上げ、来場者から大きな拍手を受け、発表会は終了しました。

【了】

「THE CONNECTED DAY」の画像(23枚)

【買取査定】トヨタ車が高く売れる!?(外部リンク)

画像ギャラリー

1 2

【見逃し限定配信中】「自動車DXサミット vol.4」 BYDの最新事例を紹介 Amazonギフト券プレゼント〈PR〉

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【新車】簡単見積り! 自動車カタログを見る(外部リンク)

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー