トヨタ最新「“3列6人乗り”4WDミニバン」がスゴイ! 「豪華内装」に“オッドマン付きシート”&巨大ディスプレイ搭載! 存在感ある「キラキラ外装」も目を惹く! 「ヴェルファイア」最高級モデルとは?
トヨタ「ヴェルファイア」は、高級感あふれるデザインと充実の快適装備が魅力のミニバンです。そのラインアップの頂点に君臨する「Executive Lounge PHEV E-Four」は一体どのようなモデルなのでしょうか。
豪華な仕様が魅力! 最高級モデルの仕様とは?
近年、ミニバン市場でも人気を誇るトヨタの最高級ミニバン「ヴェルファイア」。
2008年5月に初代が発売されて以来、「アルファード」譲りの豪華さと力強い個性で常に注目を集めてきました。
現行モデルは2023年6月に登場した3代目で、2024年4月から2025年3月までの新車登録台数は3万3431台(前年比157.2%)を記録するなど、ファミリーユースからビジネスシーンまで、日本の多くの人々の移動を支える存在となっています。
そんなヴェルファイアの中でも、究極の快適性と先進性を凝縮した最上級モデルとは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

そのモデルとは、「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)プラグインハイブリッド車 E-Four」です。
まず目を引くのは、堂々たるボディサイズ。全長4995mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベースは3000mmに達します。
圧倒的な存在感を放つフロントグリルや、流れるようなサイドのキャラクターラインは、従来の力強さに加え、より洗練された上質さを醸し出しています。
このグレードで特に注目すべきは、後席に座る人を最高級のおもてなしで包み込むための多彩な工夫です。
インテリアは3列シート6人乗りのレイアウトを採用し、プレミアムナッパレザーを用いた仕立てが特徴的で、ブラックのほかサンセットブラウンも選択することができます。
セカンドシートには、アームレストやオットマンにまで加温範囲が拡大された「快適温熱シート(シートヒーター)」を採用。
さらに、背もたれから冷風を送る「シートベンチレーション(冷却機能)」も備え、季節を問わず理想的な温度環境を提供します。
また、サードシートを使用する際も、スイッチひとつでスムーズに乗り降りできるなど、柔軟なシートアレンジが可能です。
セカンドシートの頭上には大画面の「14インチリヤシートエンターテインメントシステム」を標準装備し、移動中でもお気に入りの映像コンテンツを楽しむことができます。
さらに、高性能な12chアンプを搭載した「JBLプレミアムサラウンドシステム」により、広々とした室内を迫力と臨場感あふれる音響空間へと変貌させています。
Executive Loungeの走行性能を支えるのは、最新のプラグインハイブリッド(PHEV)システムです。
パワートレインは、最高出力177PS・最大トルク219Nmを発揮する直列4気筒エンジンに、フロントに最高出力182PS・最大トルク270Nmのモーター、リアに最高出力54PS・最大トルク121Nmのモーターを組み合わせています。
駆動方式には、電気式4WDシステム「E-Four」を採用。PHEVシステムとの連携により、より緻密でパワフルな四輪駆動を実現し、あらゆる状況下で高い快適性と安心感を提供します。
それでいて燃費はWLTCモードで16.7km/Lと、パワフルさと経済性を高次元で両立しています。
なお大容量バッテリーを搭載し、満充電の状態では電気の力だけで最大73kmの走行が可能。
通勤や買い物といった日常の移動なら、ほとんどガソリンを使わずに、静かで滑らかなEV走行を楽しめます。
また、EV/HVモード切替スイッチを長押しすると、自動的にエンジンが始動してハイブリッドモードに移行。
EVの静粛性とHVの効率性を状況に応じて使い分けることができます。
そんな先進技術と最高級の快適性が融合した「ヴェルファイア Executive Lounge PHEV E-Four」の価格(消費税込み)は1085万円です。
Writer: 青木一真
埼玉県生まれ。宅配ドライバーを経験した後に、車中泊関連の記事執筆を開始。現在はフリーライターとして、車メディアに従事している。自動車は輸入車、スポーツカー、SUV、ミニバン、軽自動車の所有を経験。月間3000kmほどを走行している。




































