ホンダ“新”「フィット」発表! 約310万円の“ちょうどいいサイズ”な「コンパクトモデル」! 黒めスタイルがカッコイイ「ブラックウィングED」台湾に登場
ホンダの台湾法人は2025年10月1日、「フィット」の新たな特別仕様車「フィット ブラックウィングエディション」を発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
黒スタイルがいい! 新フィット登場!
ホンダの台湾法人は2025年10月1日、コンパクトモデル「フィット」の新たな特別仕様車「フィット ブラックウィングエディション」を発売したと発表しました。

2001年に誕生したフィットは、燃料タンクを前席中央の床下に配置した、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを初採用。「小さいのに広い」を実現した画期的なコンパクトカーです。
2007年発売の2代目、2013年発売の3代目を経て、2020年に4代目へと進化した現行型は、初代から続く思想を継承しながら、「心地良さ」を徹底的に追求。それまでの数値性能競争から距離を置き、人の感性を重視する方向に軸足を移して開発されました。
台湾でも高く評価されており、現地の専門家らが選出するコンパクトカー最優秀賞を2022年から4年連続で受賞しています。
そんなフィットの特別仕様車が今回発表されたフィット ブラックウィングエディションです。専用パーツは、ピアノブラックに塗装されたフロントバンパースポイラー、サイドスカート、リアバンパースポイラー、バックドアスポイラー。
さらにドアミラーカバーとバッジもブラックで統一され、精悍で引き締まった印象に仕上がっています。日常で扱いやすいサイズ感はそのままに、存在感を高めるアップグレードといえます。
価格は62万9000台湾ドル(約310万円、エンジン車)。既存グレードと比べると13万台湾ドル(約60万円)引き下げられており、価格訴求面でもインパクトのあるものとなっています。販売は10月末までの期間限定となります。
なお、このブラックウィングエディションはフィットのほか、「シビック」、「CR-V」、「HR-V(日本名:ヴェゼル)」にも設定されています。いずれも期間限定販売です。特別感と手頃な価格設定により、既存ユーザーの買い替えや新規ユーザーの取り込みを狙います。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。













































