ついに「新型軽EV」お披露目へ BYDが複数モデルを初公開! 乗用・商用で過去最大級の出展に… JMS2025の中身とは
BYDの日本法人であるBYD Japan Groupは、2025年10月末から開催される「Japan Mobility Show 2025」の出展概要を公開しました 。乗用車部門と商用車部門が共同で「One BYD」を掲げてブースを展開し、世界初公開となるワールドプレミアを合計3台 、日本初公開のジャパンプレミアを4台展示するなど 、過去最大級の規模となります。日本市場への強い意気込みが感じられるBYDの戦略に注目が集まります。
乗用・商用が一体で出展する「One BYD」
BYD Japan Groupが、2025年10月29日から東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show 2025」の出展概要を2025年9月30日に発表しています。
今回の出展では、乗用車部門のBYD Auto Japanと、商用車部門のBYD JAPANが一体となり、「One BYD」という活動の下でブースを構えます。
乗用車部門にとっては2回目の出展、そして商用車部門は今回が初めての出展となります。

それぞれのブースは、BYDのモビリティが日本の街並みに自然と溶け込み、人々の日常に寄り添う姿をイメージした、統一感のある空間演出が施される予定です。
BYDは今回の出展を通じて、多くの来場者にブランドの最新技術やビジョン、そして日本市場に向けた取り組みを力強く発信していく構えです。
また、出展情報の詳細を伝えるため、BYDの公式サイト内には2025年9月30日より「Japan Mobility Show 2025 特設サイト」が開設され、イベントスケジュールなどが順次更新されます。
●乗用車はワールドプレミア含む8台を展示
BYD Auto Japanが出展する乗用車ブースは、「BYDは、これからの当たり前に。」をテーマに掲げています。
静かに、そしてスムーズに走り出すEVが日本の風景や生活に溶け込み、ユーザーにとって当たり前の選択肢になることを目指すというメッセージが込められています。
展示車両は、世界で初めて公開されるワールドプレミア1台と、日本で初披露となるジャパンプレミア3台を含む、合計8台が予定されています。
なお初披露の中には、かねてから開発を進めている「軽自動車」が含まれることをすでに明かしており、こちらも注目です。
現行の販売モデルも展示され、その中にはコンパクトなハッチバックEV「BYD DOLPHIN」も含まれます。幼児置き去り検知システムなどの先進安全運転支援システムを標準装備したモデルです。
また、バッテリーを車体構造の一部として組み込む「CTB(Cell to Body)技術」を採用したe-スポーツセダン「BYD SEAL」も登場します。
これにより、高いボディ剛性と効率的なパッケージングを両立させています。
さらに、最新のインフォテインメントシステムやドライバーの疲労検知といった先進安全技術を標準で搭載するクロスオーバーSUVのフラッグシップモデル「BYD SEALION 7」も展示され、来場者の注目を集めそうです。
その他のワールドプレミア1台、ジャパンプレミア3台の車種や詳細については、今後順次公開されるとのことです。

●初出展の商用車はEVバス日本導入10年の節目
今回が記念すべき初出展となる商用車ブースは、「BYD 商用車が届ける電動テクノロジーの世界」をコンセプトとしています。
BYDのEVバスが日本で導入されてから10年という節目の年にあたり 、これまでの実績と最先端の技術力をアピールする場となります。
展示車両は、ワールドプレミア2台、ジャパンプレミア1台を含む合計5台が予定されています 。
展示が明らかにされているモデルとして、日本の道路環境に合わせて専用開発された中型EVバス「J7」があります。都市部から郊外まで、多様な交通ニーズに応えることができる車両です。
さらに、独自の薄型大容量ブレードバッテリーを搭載することで、完全なフラットフロアと長大な航続距離を両立した大型EVバス「K8」も展示されます。広々とした車内空間と高い輸送能力で、地域の公共交通を支えるモデルとして期待されています。
商用車部門で発表される世界初公開の2台と日本初公開の1台の詳細についても、今後の続報が待たれます。
Writer: くるまのニュース編集部
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