約400万円! トヨタ「“SUV”トラック」!? しっかり6人乗れる“4ドア”の「トヨエース」! 迫力のワイドボディ&アルミバンパーもイイ「カスタムモデル」登場
商用トラックとして知られるトヨタ「トヨエース」をベースに、SUVテイストへ思い切ったカスタムを施した個体が中古市場に姿を現しました。ボディを持ち上げて大型タイヤを履かせ、フロントまわりはフル造形のアルミバンパーへ刷新。従来の「業務用」の枠を軽やかに超える存在として注目を集めているようです。
ボディリフト×巨大タイヤ×フル造形アルミバンパーで「全力SUV」化
トヨタ「トヨエース」の商用トラックをベースに、SUV風に大胆にカスタムされた車両が中古市場に登場しました。
この個体は、大型タイヤの装着により車高を大幅に高めたほか、フロントには“イカツイ”アルミバンパーを採用しています。
これらのカスタムにより、「業務用」という従来のイメージを超え、より魅力的な存在として注目を浴びているといいます。

このカスタムカーを手がけたのは、島根県の有限会社渡洋自動車整備工場です。
ベース車は2012年式のトヨエースで、ボディリフトをおこない車高は200mm上昇。市販の315/75R16タイヤを装着しています。
これにより、SUV的な走破性とデザインが加わり、従来の商用トラックのイメージが一変しています。
くわえて、フロントバンパーはアルミ板から一から造形して自作したフルオリジナルのデザイン。ウインチやオーバーフェンダー、LEDライトなど、オフロード性能と視認性に配慮した装備が充実しています。
また、作業や趣味用途に対応するワークスペースを搭載し、実用性も大きく向上しているようです。
なお、担当者はこのカスタムについて次のように話します。
「サスペンション自体はノーマルですが、市販の大きいタイヤに交換したことで見た目の車高が上がっています。
さらに、特徴的なフロントバンパーについてもこだわりを見せ、「フロントバンパーはアルミ板から造形して自作しました。
ここは特にこだわった箇所で、シュノーケルや右キャビン側のエアインテークの造形もポイントです」
このように、SUVらしさを際立たせる要素として特に目を引く部分であるため、外装の処理には気を遣っていることがうかがえます。
また、このカスタムに関する着想は、他地域の事例を参考にしたようです。
「元々、北海道で同様のカスタムを手がける中古車店があり、社長とコンタクトを取り作り方を参考にしました。
西日本ではあまり見ないカスタムだからこそ、自分で作りたいと思ったのが出発点です」と、その背景を説明しました。
くわえて、カスタム車両に対する顧客の反響についても言及しています。
「お客様からは『同じようなカスタムで作れますか』『自分のクルマにも同様のカスタムを施し、さらに変えたい』といった声が多く、現時点で購入希望は3件あります。
オーダーに応じて随時生産することも検討中で、キャンパーでの展開も検討しています」と、今後の展開についても語りました。
従来は「働くクルマ」としての実直さが印象的なトヨエースですが、この個体はSUV的な見た目と道具としての機能性を積極的に結びつけた点が特徴です。
このカスタムカーの車両本体価格(消費税込)は、395万8000円です。
※ ※ ※
大胆な外装造形と機能改修で「全力SUV」を掲げたトヨエースは、公認取得や充実した電装・ワークスペースまで含めて完成度の高い一台となっています。
そして、販売店には同様のカスタム依頼が増えており、現時点でも複数の購入希望が入っている状況。
業務用トラックの堅牢さを核にしながら、SUV的な存在感と実用性を兼備するこのアプローチは、オーダーメイドを通じてさらに広がりを見せるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



















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