“フェアレディZ”デザイン採用!? 8年ぶり全面刷新の日産「新型コンパクトSUV」発表! “似てる”と話題のリーフの真実を聞いてみた
日産は2025年10月8日、新型「リーフ」日本仕様のB7グレードを発表しました。この新型リーフは、そのデザインの一部がスポーツカー「フェアレディZ」と似ていると密かに話題です。この点について、担当者に聞いてみました。
新型リーフはフェアレディZデザイン採用?
日産は2025年10月8日、新型「リーフ」の日本仕様・B7グレードを発表しました。
この新型リーフは一部SNSやメディアで、そのデザインの一部がスポーツカー「フェアレディZ」と似ていると密かに話題です。実際“意外な共通点”を持っていることを担当者が明かしてくれました。

リーフといえば、普通乗用車としては世界初の量産電気自動車として、2010年に誕生したモデル。登場以来15年間でグローバルに約70万台を販売し、その推定累計走行距離は約280億キロメートルに達します。
今回、日本仕様が発表された新型リーフは3代目に当たるモデルで、2025年6月にもグローバル発表が行われていました。
8年ぶりの全面刷新を遂げた新型リーフは、長年にわたり蓄積した日産の知見を最大限に活かし開発。クロスオーバースタイルに一新され、ファストバックスタイルのシルエットや空力を考慮しデザインされたホイール、電動格納式のアウトサイドドアハンドルやフラットな床下に至るまで、徹底的に空力性能を磨きあげられ、同クラスとしてトップレベルの0.26という非常に優れた空気抵抗係数(Cd値)を実現。航続可能距離の続伸を可能としました。
ボディサイズは、全長4360mm×全幅1810mm×全高1550-1565mmで、先代モデルと比べて全長は120mm短く、全幅は20mm拡大されています。
エクステリアでは、フロントに配された、6つの丸みを帯びた長方形で構成されたシグネチャーランプと一文字のセンターLEDアクセントランプによって、車格以上のサイズ感に見える不思議なデザイン。リヤはII三(ニッサン)パターンがあしらわれたLEDリヤコンビネーションランプ(3Dホログラム)を採用し、先進感を演出しています。
インテリアでは、CMF-EVプラットフォームの採用によりフラットなフロアと開放感のある足元空間、そして使い勝手のよいラゲッジルームを実現。インストルメントパネルは横に広がるフローティングデザインにより、落ち着いたミニマルな雰囲気を演出したほか、日産として初となる調光パノラミックガラスルーフ(遮熱機能付)を搭載しています。
新開発のEVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要な3つのコンポーネントを一体化した3-in-1構造とし、従来比でユニット容量を10%削減。最高出力は218馬力、最大トルクは355Nmを発揮します。
組み合わされるバッテリーは、78kWhの容量で、最大航続距離は670 kmから702kmです(55kWhバッテリーを搭載したB5グレードも来年2月頃発表の予定)。
先進安全装備には、先進のカメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」や、「3Dビュー」、「フロントワイドビュー」、「インビジブルフードビュー」など日常の運転の安心感を高めるための、先進的かつ革新的な運転支援技術を多数搭載しています。
今回発表されたB7モデルの価格(消費税込み)は、518万8700円から599万9400円です。
そんな新型リーフは、そのデザインの一部がフェアレディZと似ていると密かに話題です。
実際似ていると言われているのはリアのデザインで、ブラックアウトされたリアライト周りや、フェアレディZでは日本刀を再現したというルーフフィニッシャーの入り方に共通点が見られます。
この点について担当者は以下のようにコメントしてくれました。
「そのようなデザインの意匠についてフェアレディZを“意識した”ということはありませんが、リア周りのクレイモデルを担当したのは“フェアレディのクレイモデル”も担当した職人さんです。リーフの小さいサイズながら張り出しが強く見えるリアフェンダーには、特にその要素が色濃く反映されているように思えます」
確かにリアのフェンダー周りのデザインは、全幅を1810mmに抑えつつ、かつ広びろとしたリアシートを実現したとは思えないほどの張り出し感を実現した見事な仕上がりです。
話題の観点については「違う」ということでしたが、確かに“フェアレディZのデザイン”が息づいているようです。
Writer: くるまのニュース編集部
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