まもなく世界初公開か!? トヨタ新型「ランクルミニ」 名前は「ランクルFJ」になる? 丸目デザイン採用? 近い将来発売が予想される新たなSUVとは
「ジャパンモビリティショー2025」に出てくるのかは分かりませんが、トヨタ「ランクルミニ? ランドクルーザーFJ?」と言われるモデルが初披露されても不思議でなさそうです。
ランクルミニ? ランドクルーザーFJ? まもなく登場か?
陸の王者であるトヨタ「ランドクルーザー」は、ステーションワゴン、ライトデューティー、ヘビーデューティーという系譜があります。
現在はステーションワゴンが「300」、ライトデューティーが「250」、ヘビーデューティーが「70」が現行モデルになっています。
今回は、ランドクルーザーの末弟に位置づけられそうな「ランドクルーザーミニ(ミニランクル)」あるいは、「ランドクルーザーFJ」と巷で噂されている新型モデルに注目します。

2025年10月13日にトヨタイムズで「ジャパンモビリティショー2025」(以下JMS2025)に先駆けた発表が行われました。
そこではトヨタ「カローラ」「カヨイバコ進化版」、「センチュリー(クーペ)」、レクサス「LS(6輪ミニバン)」、ダイハツ「ミゼットX」などの様々なコンセプトモデルがJMS2025に展示されることが明かされています。
またGR「GR GT」、レクサス「スポーツコンセプト」も2025年内には発表されるようです。
そうしたなかで一部ユーザーからは、「ランクルミニは?」「ランドクルーザーFJは?」という声が聞かれています。
まもなく登場すると噂されている新たなランドクルーザーシリーズ。今回のJMS2025に出てくるのかは分かりませんが、サプライズで初披露されても不思議でなさそう。
一部ではタイで生産し、2026年にも日本に導入すると報道されているからです。
トヨタは、かつて初代「FJクルーザー」を日本に導入してきた歴史があります。
一部のファンの間で並行輸入などで盛り上がっていた同モデルの正規導入を望む声に応え、2010年12月に日本で発売。
両側ともに大開口の観音開きドアと横開きのバックドアを備え、レトロで愛らしいフロントマスクが目を惹きました。
フルフレーム構造のプラットフォームは、120系のランドクルーザープラドの強化版で、ドア形状やレトロチックな顔つきなどが印象的でしたが、ランドクルーザー直系ではなくても派生系、親戚くらいの関係性といえるでしょう。
噂されているランドクルーザーFJ(ランクルミニ)は、車名からするとFJクルーザーの後継的存在と受け取ることもできそうで、もし、車名に「FJ」が付くのなら現在のランクル3モデルとは異なったデザインコンセプトが採用されそうです。
ただし、ネットで出回っているランドクルーザーFJの予想CGなどでは、ランクル250風のスクエアなデザインと角目ヘッドライトを予想する向きもあるです。
そうすると、250のデザイン違いバージョンのようなモデルになり、どれだけ差別化を図れるか気になります。

初代FJクルーザーは、1960年発売のランクル40系(FJ40型)をモチーフとし、丸目のヘッドランプが印象的でした。
そうなると、250的なスクエアなフォルムに、丸目を組み合わせた顔つきになる可能性もあるでしょう。
同時にFJクルーザーは、タフな悪路走破性を備えつつ、都市にも似合うポップなデザインやカラーが特徴で、4.0Lガソリンエンジンを搭載していました。
ランドクルーザーFJも都市部ユーザーをメインターゲットにするのならディーゼルエンジンではなく、250も設定している2.7Lガソリンになるのかもしれません。
また、タイで生産される場合、プラットフォームはランクルの「TNGA」思想によるものではなく、タイで販売されている「ハイラックス チャンプ」(IMV0)ベースになるかもしれません。
ボディサイズは全長4925×全幅1980×全高1925mmの250よりもひとまわり小さく、プラドの全長4825×全幅1885×全高1850mmに近くなれば、街中でより取り回しがしやすくなり、ヒットモデルの資格を得られそうです。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。









































