新車135万円! スバルの新型「軽“スライドドア”ワゴン」がスゴい! 全高1.6m級の「ちょうどイイサイズ」! リッター22km以上走る「新型ステラ」最安“L”に注目
2025年6月12日にフルモデルチェンジを果たしたスバルの軽ハイトワゴンの新型「ステラ」は、4代目で初めてリアスライドドアを採用しました。多彩な仕様のなかでも、最も手頃なエントリーグレード「L」には、どのような特徴があるのでしょうか。
4代目で初めて「後席スライドドア」を新装備
2025年6月12日にスバルは新型「ステラ」を発表しました。
OEM供給元であるダイハツとの協業により商品力を全面的に高めた、4代目にあたるニューモデルです。
![新型ステラはどう進化した!?[画像はベーシックな「L」グレードのインパネ周り]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/10/20251009_SUBARU_STELLA_L_000.jpg?v=1759988118)
初代ステラは2006年にデビューしました。
ボディ形状は、軽自動車規格いっぱいの全長・全幅と高い天井を組み合わせたハイトワゴンで、取り回しやすく、広い室内と実用性が評価されました。
2011年の2代目以降はダイハツ「ムーヴ」のOEM車として進化を続け、今回の4代目でリアスライドドアを初採用するに至ります。
ステラは都市部の短距離移動から家族の普段使いまで幅広い需要を取り込み、軽ハイトワゴン市場で確固たる地位を築いています。
新型のボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mmで、ホイールベース2460mm。
室内長の拡大とスライドドアの組み合わせにより、乗降性と荷室の使い勝手を両立させました。
パワーユニットは、660cc直列3気筒の自然吸気(NA)エンジン車と、同ターボエンジン車を用意。NA車は最高出力52PS、最大トルク60Nm、ターボエンジン車は最高出力64PS、最大トルク100Nmを発揮します。
トランスミッションはともにCVTを組み合わせます。駆動方式はFF(2WD)と4WDが選択可能です。
新設計プラットフォームがもたらす高剛性と軽量化は、走行安定性、静粛性、ブレーキ性能の底上げに寄与しています。
外観は、水平基調の厚みあるサイドと切れ長ヘッドランプを組み合わせた端正なエクステリアへ刷新されました。
リアコンビネーションランプを縦型としてスマートな後ろ姿を実現しています。
新色「グレースブラウンクリスタルマイカ」をはじめ、ボディカラーには全12色が用意されました。
インテリアはシートとインパネ、ドアトリムをコーディネートし、視界を遮らない低配置ディスプレイにより開放感を高めています。
安全面では進化した「スマートアシスト」を全車に搭載し、夜間歩行者検知対応の衝突回避支援ブレーキなど予防安全機能を向上させました。
新型ステラの価格帯(消費税込み、以下同)は、135万8700円から205万7000円まで設定され、用途や予算に合わせた選択が可能です。
グレード構成は「L」「G」「Z」「ZS」の4タイプ。
Gは左側パワースライドドアやキーレスアクセス&プッシュスタート、運転席&助手席シートヒーターなどの充実装備が魅力の中間グレードです。
Zはさらに15インチアルミホイールやスポーティサスペンション、「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)」、「レーンキープコントロール(LKC)」を含む運転支援機能を拡充しています。
最上位の「ZS」は唯一のターボエンジンモデルで、右側パワースライドドアなど装備も充実しており、走りと快適性を高い水準で両立します。













































