約210万円! トヨタ新型「“コンパクト”SUV」初公開! 2リッター「エンジン」&スッキリ顔採用! 大幅刷新の「フロントランダー」中国に登場
トヨタと中国広州汽車の合弁会社である広汽トヨタは2025年9月23日、コンパクトSUV「フロントランダー」の新たな2026年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型フロントランダー登場
トヨタと中国広州汽車の合弁会社である広汽トヨタは2025年9月23日、現地で生産するSUV「フロントランダー」の新たな2026年モデルを発表しました。

フロントランダーは、グローバルSUV「カローラクロス」の双子車として中国で生産、販売されているコンパクトSUVです。
中国市場では合弁先ごとに車名やデザインを差別化するのが通例で、カローラクロスを担当する一汽トヨタに対し、広汽トヨタがフロントランダーを生産・販売します。
今回発表された2026年モデルは、内外装のデザインが刷新されるなどのマイナーチェンジが実施されました。
エクステリアでは、フロントバンパーのグリルをなくした、すっきりとした顔つきにより、クリーンで先進的な雰囲気となりました。ホイールも新しいデザインを採用します。
インテリアでは、インストルメントパネルの設計を見直し、横方向への広がりを感じさせるモダンなデザインとなっています。
物理スイッチを大幅に削減するとともに、センターディスプレイのサイズを10.25インチから15.6インチへと大型化。車載プロセッサーにはクアルコム社の「スナップドラゴン8155P」が採用されており、起動・応答の高速化、マルチスクリーン連携強化など性能向上が図られています。
ボディカラーは従来のモノトーン7色・ツートーン4色からモノトーン5色・ツートーン2色に見直されました。従来設定されていたゴールドやレッドなど明るいカラーがなくなり、全体として落ち着いたラインナップとなりました。
パワーユニットは従来と同様、2リッターガソリンと2リッターハイブリッドの2種類を設定します。
価格はカタログで13万2800元(約270万円)からとなっていますが、販促施策により実売で10万2800元(約210万円)からと発表されました。競争力のある価格設定により、若年層など新たな顧客の取り込みを狙う構えです。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
















































