「眠いけど大丈夫」は禁物、急な睡魔等に襲われたら…「居眠り運転」を防止する方法とは
「眠いけど大丈夫」は禁物で、居眠り運転を原因とした交通事故はブレーキなどの操作が遅れがちなため、被害が大きくなる可能性があります。「居眠り運転」は自分だけではなく他人も危険にさらします。
眠いときには寝るのが一番です
ロングドライブなど長い時間クルマを運転していると不意の眠気に襲われたことがあるかと思います。「眠いけど大丈夫」は禁物で、居眠り運転を原因とした交通事故はブレーキなどの操作が遅れがちなため、被害が大きくなる可能性があります。
人間の生体バイオリズムでは、午後2時前後に眠気が強くなる傾向にあるといわれています。さらに、「睡眠不足」「疾病」「常用薬」など個々の生活環境によっても眠気の原因は変わってきます。
さらに、運転時には「長時間同じ姿勢が続く」「高速道路など単調な道が続く」など外的要素が加わるため、眠気の度合いが通常時よりも増加する傾向にあります。
では、運転時の「眠気サイン」とはどのようなものでしょうか。
・あくびが出る
・目がしょぼつき、瞬きが増える
・姿勢が悪くなる
・気づいたら、前の車との距離が近い
・車体がふらつく
・停止線で止まれない
上記の症状が出始めたら休息を必ず取りましょう。高速道路などですぐに止まることができない場合は、「ガムやアメ」「コーヒーなどのカフェイン飲料」などを飲食するか「窓を開ける」または「大声で歌う」などの運転環境を変化させることにより眠気を軽減することができます。
また、カフェインを摂取する場合は仮眠の前が効果的です。コーヒーや紅茶に多く含まれるカフェインは、摂取してから15分以上で覚醒作用を発揮し、短時間の仮眠と組み合わせれば相乗効果が期待できます。
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