ホンダ新「ハッチバック」発売! 全長4.5m“ちょうどいいサイズ”&最上級より「85万円オトク」! 性能が「1.5倍アップ」して“輝く”シンプル仕様! 「シビック」最安モデルってどんなクルマ?
2025年10月2日に、ホンダは「シビック」の一部改良モデルを発売しました。なかでも最安グレードである「LX」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
性能「1.5倍」で輝く! 最安モデルの仕様とは?
ホンダは2025年7月17日に発表した「シビック」の一部改良モデルを、同年10月2日に正式に発売しました。
今回の改良では、ハイブリッド仕様の「e:HEV LX」および「e:HEV EX」、ガソリン仕様の「LX」と「EX」に改良が施され、質感の向上が図られています。
そんな進化を果たしたシビックのなかで、最も安価なモデルとは一体どのようなものなのでしょうか。

1972年の初代登場以来、シビックは世界中で愛され続けてきたホンダのグローバルモデルです。
独自の台形シルエットと軽快な走りで一躍人気車となり、アメリカ市場でも確固たる地位を築きました。
現行の11代目は2021年9月に登場し、「人中心」というホンダの理念を体現。乗る人すべてが気持ちよく、爽快にドライブできるように設計されています。
今回の改良では、シビックの上級グレード「RS」やSUVの「ZR-V」に採用されている新塗装技術を導入しました。
従来のアクリルメラミン素材から耐久性に優れた新素材へと変更し、ボディの光沢感と耐候性を高めています。その結果、塗装の耐久性は従来比で1.5倍以上に向上。
年月を経ても美しいボディを保ちやすくなりました。
また、近年の原材料費や物流コストの高騰を受け、シビックシリーズ全体でメーカー希望小売価格が見直されています。
そんななかでも、より多くのユーザーに手が届く価格で提供されるのが、ガソリン仕様のエントリーモデル「LX」です。
ボディサイズは、全長4560mm×全幅1800mm×全高1415mm、ホイールベース2735mmという、取り回しやすくも安定感のあるボディサイズを持ちます。
デザインは、シンプルながらスポーティな印象を与えるフロントフェイスが特徴。
フロントノーズを低く構えた造形によって、伸びやかなフォルムと精悍な印象を両立しています。
外装にはボディ同色のドアミラーや、シルバーのドアモールディングを採用。
足元にはベルリナブラック×切削クリア仕上げの18インチアルミホイールが装着され、エントリーモデルながら高級感を演出します。
ボディカラーは「プラチナホワイト・パール」や「クリスタルブラック・パール」を含む全5色が設定され、幅広い個性に応えます。
室内はブラックを基調に統一され、落ち着いた雰囲気の中にも上質さを感じさせます。
シート素材にはファブリックと合成皮革(プライムスムース)のコンビを採用し、座り心地と耐久性のバランスを確保。
ステアリングホイールは本革巻き仕様で、手に触れるたびに高級感が伝わります。
インフォテインメント面では、9インチの「Honda CONNECTディスプレイ」を標準装備。
Googleを車載システムに統合しており、Googleアシスタントによる音声操作やGoogleマップでのナビゲーション、Google Playを通じたアプリ利用など、スマートフォン感覚でドライブを楽しめます。
さらにHonda CONNECT専用アプリを使えば、広い駐車場での車両位置の確認や、緊急時のオペレーター呼び出しなど、日常の安心を支える機能も利用可能です。
パワートレインには、1.5リッター直噴VTEC TURBOエンジンを搭載。最高出力182ps、最大トルク240Nmを発揮し、街中から高速道路まで力強くスムーズな加速を実現します。
ターボエンジンならではのトルクフルな特性により、軽快なドライビングフィールを楽しめる点も魅力です。
価格(消費税込み)は354万4200円で、最上級モデルの「e:HEV EX」(440万3300円)と比較すると85万円以上安く、コストパフォーマンス的に満足感を得られるモデルといえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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