マツダの「ちいさいロードスター」がスゴかった! 全長2.6mの“ミニサイズ”&ルーフなしのオープン仕様!? 斬新だけど本格派な「2/3スケール」とは!
マツダは前回の「ジャパンモビリティショー2023」にミニサイズの「ロードスター」を出展しました。一体どのようなモデルだったのでしょうか。
全長2.6mの“ミニサイズ”&ルーフなしの常にオープン仕様!?
2025年10月30日より、「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催されます。
一般向けのショーイヤーとしては2回目となるJMSは、長年続いた「東京モーターショー」の進化版として、2023年から開催されています。

前回の「JMS2023」では、各メーカーから数々のコンセプトカーが発表され、大いに盛り上がりました。
なかでもユニークなモデルとして来場者を楽しませたのが、マツダが出展した「ロードスター」です。
ロードスターは、マツダを象徴する2シーターオープンカーで、1989年に初代モデルが登場。現行モデルは2015年にデビューした4代目(ND型)で、多くのファンに愛されています。
一方で、JMS2023に展示されたロードスターは現行のND型をベースにした、その名も「ロードスター2/3スケール」というモデルです。
2/3スケールということからわかるように、現行の4代目ロードスターを3分の2に小型化したもの。
実物のロードスターのサイズが全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmに対して、ロードスター2/3スケールは全長2610mm×全幅1156×全高823mmと、小さなサイズに凝縮されました。
コンパクト化されたものの、その佇まいは紛れもなくロードスターそのものです。シートやホイールといったほとんどの部品が、このモデルのためにワンオフで忠実に再現されている一方、ハンドルはあえて実車と同じものが装着されています。
このミニサイズのロードスターは、“子ども用のアトラクション”として作られたものでした。
マツダは、「ミニサイズのロードスターに乗ったお子さまに『クルマって楽しいな』『早く免許を取って運転してみたいな』と感じてもらえるよう、走る楽しさを疑似体験することができる」と説明していました。
この小さなロードスターは、ルーフを持たないフルオープン仕様。ドアは開閉しない固定式のため、乗り降りするにはドアを軽快にまたぐという、まるでレーシングカーのようなスタイルを採用しています。
運転席に座りアクセルペダルを踏み込むと、前方から心地よい風が吹き抜ける演出が施されています。
JMS2023では、この風の演出と前方の大型ディスプレイに映し出される映像が連動し、子どもたちがオープンカーならではの爽快感と「動くことへの感動」を全身で味わえるようになっていました。
これは、子どもたちに“ホンモノ”の感覚を少しでも味わってほしいという、マツダの遊び心とこだわりが込められた演出と言えるでしょう。
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今秋開催のJMS2025でも、さまざまな乗り物が披露されることでしょう。
マツダブースではどのようなモビリティが紹介されるのか、期待せずにはいられません。
Writer: くるまのニュース編集部
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