トヨタ新型「ランドクルーザー“FJ”」!? カクカクデザイン×「TOYOTA」ロゴがイイ「コンパクトモデル」? 復活待望の「FJ」を大胆予想したCGが登場
トヨタを代表するオフローダーであるランドクルーザーシリーズですが、まもなく「ランドクルーザーFJ」と呼ばれる新型モデルが追加されるというウワサがあります。そんな情報を受けてか、インスタグラムで新型車の予想デザインを公表している「kelsonik」が、新型FJクルーザー(ランクルFJ)のCGを公開しています。どのような仕上がりなのでしょうか。
ランクルFJ!?
トヨタを代表するオフローダーであるランドクルーザーシリーズ。現在は「70」、「250」、「300」と3種類がラインナップされていますが、まもなく「ランドクルーザーFJ(以下ランクルFJ)」と呼ばれる新型モデルが追加されるというウワサが流れています。
そんな情報を受けてか、インスタグラムで新型車の予想デザインを公表している「kelsonik」が、新型FJクルーザー(ランクルFJ)のCGを公開しています。

ここで名前の挙がっているFJクルーザーとは、2006年に北米向けにトヨタがリリースしたSUVモデルで、ランドクルーザーのFJ40型をデザインモチーフにして現代に蘇らせたもの。
当初は北米市場のみに投入されたモデルでしたが、そのスタイルから日本国内でも導入を求める声が多く、並行輸入車もかなりの台数が存在していたことで2010年12月から正式に日本でも販売されることになったモデルでした。
このFJクルーザー、車名にランドクルーザーの名前こそ入りませんが、シャシーは当時のランドクルーザープラドに用いられたものを採用しているので、広義ではランドクルーザーファミリーと言えるかもしれません。
そんなFJクルーザーの後継モデルとされるランクルFJは、2021年12月にトヨタが開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で初公開した「コンパクトクルーザーEV」のデザインがベースとなっていると言われており、CGでもそのテイストが多く散りばめられています。
FJクルーザーの特徴のひとつでもあったスクエアなキャビンや力強いフェンダーの造形は踏襲しつつ、フロントマスクはコンパクトクルーザーEVと同じく近未来的なLEDの縁取りを備えた角型ヘッドライトを装着し、グリルには「TOYOTA」のロゴが備わります。
一方のリアビューでは、コンパクトクルーザーEVには備わらなかった背面スペアタイヤが装着されてワイルドな印象となり、FJクルーザーの面影を感じさせるものとなっているのも特徴です。
全体的なフォルムはランドローバー「ディフェンダー90」を彷彿とさせますが、こちらは実用性に富んだ5ドアとなっていることから、このスタイルで登場したとしても人気となることは間違いなさそうです。
なお、コンパクトクルーザーEVはバッテリーEVとされていましたが、ランクルFJは内燃機関を搭載するモデルとして登場すると言われており、ランドクルーザーシリーズの購入を検討している人にとっては選択肢が増える一方で、どのモデルを選ぶべきなのか悩ましい日々がやってくるとも言えるでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。













































