4.4リッターV8エンジン搭載! BMWが新「クーペSUV」発表! 「ブラック」外装&豪華内装を採用 3リッター“直6”もある「X6エディション シャドー」登場
BMWジャパンは2025年9月17日、クーペSUV「X6」に、内外装をブラックで統一した精悍な限定車「エディション シャドー」を発表しました。日本全国で40台のみの特別なこのモデルは、はたしてどのような魅力を持っているのでしょうか。
ブラックをテーマにした、内外装が精悍な限定モデル
BMWジャパンは2025年9月17日、クーペSUV「X6」に特別仕様の限定車「Edition Shadow(エディション シャドー)」を発表しました。
日本全国40台のみ導入されるこのモデルは、はたしてどのような魅力を持っているのでしょうか。

BMW「X6」は2008年に初代が登場し、クーペ特有の流麗なデザインとSUVの力強さを融合させた「スポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)」という新たなジャンルを切り拓いたモデルです。
現行型は第3世代で、2023年の大幅改良を経て、よりモダンかつパワフルなSACとして進化を続けています。
今回の「エディション シャドー」は、その名の通りブラックを基調に仕立てられた特別仕様車です。ベースとなるのは、3リッター直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドの「X6 xDrive35d」と、4.4リッターV型8気筒ツインターボ+48Vマイルドハイブリッドを搭載する「X6 M60i xDrive」の2モデル。
エクステリアはMスポーツ・パッケージ・プロを基盤に、Mスポーツ・エキゾースト・システムやMスポーツ・ブレーキ、Mライト・シャドーラインを採用しました。
さらにブラック仕上げのキドニーグリルや専用22インチ・オールブラックホイール、ブラックモデルバッジを装備し、存在感を一段と引き締めています。
インテリアではBMW Individualピアノ・フィニッシュ・ブラック・トリムやMアルカンターラ・ルーフライニングを採用。シフトノブには透明感あるクラフテッド・クリスタル・フィニッシュがあしらわれ、黒を基調にした室内に上質さを加えています。
シートはX6 xDrive35dがエクステンディッド・メリノ・レザー、X6 M60i xDriveはフルメリノレザー(いずれもブラック)となり、後者にはパノラマガラスサンルーフも標準装備されます。
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車両価格(消費税込)は「X6 xDrive35d Edition Shadow」が1398万円、「X6 M60i xDrive Edition Shadow」が1766万円。
全国40台限定で、その内訳はxDrive35d(ブラック・サファイア)が35台、M60i(ドラバイト・グレー)が5台。注文は全国の正規ディーラーにて2025年10月16日まで受け付けられ、納車は10月から順次開始予定です。
漆黒の装いと専用装備をまとうX6 エディション シャドーは、限られた台数ゆえに、プレミアムSUV市場でも特別な存在感を放つ一台となりそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



























