「シンクロウェザー」に軽自動車向け14インチなど追加! ダンロップの次世代オールシーズンが全100サイズ対応へ
住友ゴム工業は2025年10月1日、ダンロップのオールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」に軽自動車向け14インチを含む24サイズを新たに加え、10月から順次展開すると発表しました。
発売1周年の節目に大幅な拡充策
住友ゴム工業は2025年10月1日、ダンロップのオールシーズンタイヤ「SYNCHRO WEATHER(シンクロウェザー)」に軽自動車向け14インチを含む24サイズを新たに加え、10月から順次展開すると発表しました。

新たに発売されるのは14インチが2種類、15インチから17インチが1種類ずつ、18インチが3種類、19インチと20インチが各5種類、21インチが6種類の計24サイズ。これにより同シリーズは全100サイズとなり、軽自動車からコンパクトカー、セダン、SUV、ミニバン、スポーツカーまで幅広い車種をカバーします。
発売1周年の節目に、要望の強かった軽自動車向けをそろえる拡充策となります。
シンクロウェザーは路面の状態に応じてゴムの性質が自ら変化する新技術「アクティブトレッド」を搭載。これはゴム内部のポリマーの動きをコントロールする仕組みで、水分に反応して表面を柔らかくしウエット路面でのグリップを高める“水スイッチ”と、低温時にゴムを柔らかく保ち氷上でも食いつきを得る“温度スイッチ”を組み込み、ドライからウエット、雪上・氷上まで幅広い路面で性能を発揮します。
軽自動車ユーザーに新たな選択肢
2024年10月に市場投入されたシンクロウェザーですが、狙いは「履き替えの負担減」と安心の両立にあります。
四季のある日本では、夏冬でタイヤを履き替えるのが一般的です。これは保管場所の確保、交換の手間や時間、費用など、ユーザーの負担は少なくありません。

シンクロウェザーは季節・天候を問わず走れることをうたい、こうした身体的・時間的・経済的な負担の軽減を狙います。特に「生活の足」である軽自動車のユーザーにとって、急な天候変化でも安心して移動できる選択肢が増える意義は小さくありません。
通勤や買い物などで年間を通じて同一銘柄で運用したい人、季節の変わり目に遠出の予定がある人は、今回のラインナップ拡充によって新たな選択肢が増えることになりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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