新車248万円! トヨタ「新型アクア」大幅刷新モデルに大注目! ますます「ちいさな高級車」に! 「プリウス顔」&「センチュリー」と同じ“スゴい機能”まで装備!? マイナーチェンジで何が変わった?
価格は30万円前後上昇したが機能性は大幅にアップ
基本性能は大きく向上し、特に「センチュリー」や「アルファード/ヴェルファイア」のPHEV(プラグインハイブリッド車)に搭載されている「スムーズストップ」が、トヨタコンパクト車種で初めて装備されているのが驚きです。
これは停止直後の車両の揺れ動きを抑え、乗員の姿勢変化を低減するように補助する機能。ブレーキ時の「カックン」を、クルマ側が抑制してくれるものです。

そして運転支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」は新型の“TSS3”を搭載。プリクラッシュセーフティシステムの対象物にバイクを追加し、出会い頭による衝突回避機能も追加しています。
さらに電動パーキングブレーキの搭載で、レーダークルーズコントロールは全車速追従機能付きへと変わりました。
そして仕様集約で、一部機能が全グレード標準装備となっています。中でも前後方のドライブレコーダーとETC2.0ユニットの標準装備は非常に魅力的です。
ボディカラーは全18色から12色へ変更。新色に「シルバーメタリック(1L0)」「マッドバス(4Z2)」「グレイッシュブルー(8W2)」と、「クリアベージュメタリック」「マッドバス」「グレイッシュブルー」と「ブラックマイカ」のツートーンを設定しました。
代わりに廃止されたのが「シルバーメタリック(1F7)」「ダークグレー(1L7)」「ダークブルーマイカメタリック(8W7)」と、「クリアベージュメタリック」「アーバンカーキ」「プラチナホワイトパールマイカ」「エモーショナルレッド」と「ダークグレー」のツートーンです。
さらにKINTO専用の「U」グレードを新規設定。後付けで機能を追加できる「アップグレードレディ設計」を織り込み、一部メーカーオプションの後付けを実現しながら価格を抑えた仕様で、選びやすさをアップしています。
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アクアの車両本体価格(消費税込み)は、改良前はXが214万6000円(E-Four 234万4000円)、「G」が229万4000円(E-Four 249万2000円)、Zが256万5000円(E-Four 276万3000円)でした。
改良後は、Xが248万6000円(E-Four 268万4000円)、Gが265万4300円(E-Four 285万2300円)、Zが282万4800円(E-Four 302万8000円)となりました。
グレードによって値上げ幅は異なりますが、概ね25万円~36万円程度の車両本体価格アップとなっています。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。






















































