トヨタ新型「カローラ」まもなく登場へ! 最新「サメ顔」採用で“ほぼプリウス”に!? ボディも“ちょっとロング”に? 中国でマイナーチェンジ実施か
中国向けで展開される「カローラ」にマイナーチェンジが実施されることが「中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)」の情報で判明しました。どのようなモデルなのでしょうか。
もはやプリウス?
1966年に登場したトヨタ「カローラ」は、長らくトヨタのベーシックカーとして愛され、日本のみならず世界各国で販売されてきました。
現在は2018年に登場した12代目モデルが現行型として販売されており、今年の5月の改良でガソリンモデルを廃止し、ハイブリッドモデル一本に絞られたことでも話題となりましたが、お隣中国でも改良がなされることが判明し、エクステリアデザインが大きく変更されることが話題となっています。
![え?プリウスじゃなくてカローラ!?[画像:中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/09/982a2bb2b8a519d0e5260adc5124952f.jpg?v=1758879119)
中国では中国第一汽車集団との合弁会社である一汽トヨタが製造・販売を行っているカローラですが、日本仕様とは異なるワイドボディを備えるグローバルサイズとなっており、エクステリアデザインも往年のカムリを思わせる堂々としたものとなっているのが特徴でした。
そんなカローラの中国仕様ですが、先日新デザインの画像が中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)に届出されたことが判明したのです。
届出された画像で一目瞭然なのは、フロントマスクがプリウスなどに採用されているハンマーヘッドデザインのものに一新されている点で、それまでの落ち着いた雰囲気から一変して未来的なスタイルとなっていることが分かります。
そしてフロントバンパーのデザインも大きく変更がなされており、今までは大きなロアグリルの中央部分にナンバープレートが備わり、サイドにはメッキの加飾付きのインテーク風の意匠とフォグランプが備わっていましたが、新型ではロアグリルはコンパクトになってサイドのインテーク部と繋がるデザインとなり、ナンバープレートはバンパー部に装着する形となったほか、フォグランプも省かれていることが見て取れます。
リアに関してはフロントほどの大掛かりな変更はなされていないものの、左右のテールランプがトランク中央部のガーニッシュで繋がるようなデザインとなっているほか、トランクに備わっていた「HYBRID」のエンブレムが、最新の「HEV」に置き換えられていることが分かります。
また写真では分かりにくいですが、ホイールベースが従来の2700mmから2750mmへと延長されていることも判明。現在、中国では通常のカローラと、カローラをベースにホイールベースを延長したアリオンというモデルが販売されていますが、カローラをロングホイールベース化することでアリオンを統合する可能性もありそうです。
いずれにしても日本仕様とはボディサイズが異なり、現地生産のモデルということもあって日本仕様もハンマーヘッドデザインとなるとは言い切れませんが、アクアがマイナーチェンジでフロントマスクを一新したことを考えると、日本仕様もハンマーヘッドデザインを採用する可能性もゼロではないと言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。




























