一度“右”へふくらむ「あおりハンドル」なぜ起こる!? 大型車でもないのに? 謎の「左折しぐさ」が「単なる迷惑行為」でしかない理由とは
その行為、単なる「自己満足の勘違い」ですよ!
左折時に一度右に膨らんでから左折していくあおりハンドルを、「コーナリング時のテクニック」と“勘違い”している人も少なくないようです。
しかし前述の通り、ホイールベースの長い大型車ならまだしも、普通の乗用車においては必要のない「自己満足な行為」でしかありません。
![交差点は交通事故のリスクが極めて高く、より慎重な運転が求められます[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/04/20230407_Accident_Traffic_AdobeStock_000.jpg?v=1680863237)
またハンドルを切るのが早いとそのぶん左後輪の軌道が内側になり、さらにあわてて戻して挙動を乱してしまいかねず、格好悪いばかりか、挙動を乱して事故の原因にもなりかねません。
車両感覚が身についているドライバーであれば、クルマの挙動を予測しながら事前に減速し、適切なタイミングでハンドル操作することが身についているはず。
狭い場所であっても、右に膨らむことなく安全に左折することは可能です。
右に膨らんでからしか曲がれないのであれば、それは侵入速度が速いか、車両感覚が身についておらずハンドル操作に対するクルマの挙動を予測できていないなど、「運転操作が未熟である」からにすぎないのです。
※ ※ ※
公道においては道路交通法をしっかりと守って、周囲に危険や迷惑をかけないことがもっとも優先されるものです。
左折時には道路の左側に寄りしっかり減速をしたうえで、目視で確認しながら道路の左端に沿って安全に曲がるようにしましょう。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
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