新「コンパクトSUV」発表! イタリアンなボディ×オシャレな「ベージュ色」がカワイイ! 燃費が良いエンジンを搭載した特別なフィアット「600ハイブリッド」とは

フィアットのコンパクトSUV「600ハイブリッド」に、早くも初の限定車が登場しました。イタリアのカフェ文化から着想を得たという特別なボディカラーが特徴ですが、はたしてどのような魅力を持つモデルなのでしょうか。

カプチーノのクリームをイメージした特別なボディカラー

 ステランティスジャパンは2025年9月11日、フィアットのコンパクトSUV「600」に、初の限定車となる「600 Hybrid Crema Cappuccino(セイチェント ハイブリッド クレマカプチーノ)」を発表しました。

 同日より全国のフィアット正規ディーラーにて150台限定で販売を開始すると発表しました。

フィアットのコンパクトSUV「600ハイブリッド クレマカプチーノ」
フィアットのコンパクトSUV「600ハイブリッド クレマカプチーノ」

 フィアット「600」は、往年の名車「600」の名を受け継ぎ、最新の電動化技術で再構築されたBセグメントのコンパクトSUVです。

 プラットフォームにはステランティスグループの「CMP2」を採用し、日本ではまず2024年9月に電気自動車の「600e」が、続いて2025年5月にマイルドハイブリッドの「600ハイブリッド」が発売されました。

 今回発表された限定車は、ハイブリッドモデルの上級グレード「600ハイブリッド ラ・プリマ」がベースとなっています。

 ベース車は、ひと目でフィアットとわかるイタリアンデザインを特徴とし、輸入車としてクラストップレベルの燃費性能や充実した運転支援機能を備えています。

 低速時にはモーターのみでの走行も可能な新世代のハイブリッドシステムを搭載し、滑らかで快適な運転を実現。大容量の荷室やハンズフリーで開閉できるパワーリフトゲートなど、高い実用性も兼ね備えています。

 この限定車の最大の特徴は、その名の由来となった特別なボディカラーです。「クレマカプチーノ」の由来は、イタリア人が日常的に楽しむカフェ文化にあります。イタリアでは、カプチーノを飲む際に上に乗ったクレマだけを最初にゆっくり味わう習慣があるそうです。

 コーヒーに強いこだわりを持つイタリア人が愛するクリームをイメージしたボディカラー「クレマカプチーノ」は、艶のあるスタイリッシュなベージュ色で、600の愛らしいデザインをクールに引き立てます。

 注目すべきは、その価格設定です。通常はオプション料金がかかるメタリックカラーでありながら、車両価格(消費税込)はベースモデルの「600ハイブリッド ラ・プリマ」と同じ419万円に据え置かれています。

 特別なボディカラーを追加費用なしで選べる、魅力的な1台と言えるでしょう。

【画像】カワイイ! これがコンパクトSUV「600ハイブリッド」です!

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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