日産「新型コンパクトセダン」発表! 最新ダイナミック顔&クラス超え上質インテリア採用! “サニー後継車”「セントラ」25年後半に米国で発売へ!
日産は米国で「新型セントラ」を発表しました。2025年後半に同市場で発売される予定ですが、新型モデルはどのようなセダンに進化したのでしょうか。
“サニーの後継車”! 新型「セントラ」発表!
日産は2025年9月24日、米国で新型「セントラ(2026年モデル)」を発表しました。
セントラは、1980年代に小型セダン「サニー」の米国モデルとして誕生し、それ以降、北米など海外市場で根強い人気を集めるコンパクトな4ドアセダンです。
現行モデルの8代目は2019年に登場。2024年は北米市場で前年比40%増となる15万2659台も売り上げるなど、日産の主力モデルとして支持されています。

今回発表された新型セントラは、ダイナミックなデザインと洗練された走行性能を備え、最新のコネクティビリティのほか、全グレードに全方位運転支援システム(現地名:セーフティシールド360)を標準搭載しました。
エクステリアデザインは、フロント部分が進化したVモーショングリルに加え、薄型LEDプロジェクターヘッドライトを採用。これにより、明るさを大幅に向上させつつ、シャープで洗練された印象をもたらします。
インテリアのインストルメントパネルには、ワイヤレスApple CarPlay、およびAndroid Autoに対応したクラストップの12.3インチのデュアルディスプレイに加えて、タッチ式のエアコンスイッチパネルや64色のアンビエントライトを採用し、上質かつモダンで洗練された空間を演出しました。
さらに、8スピーカーのBOSEプレミアムオーディオのほか、シートには高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「TailorFit」を採用するなど、クラスを超えた快適装備を備えています。
パワートレインは、最高出力149馬力(hp)、最大トルク146b-ftの2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、エクストロニックCVTのチューニングを改善したことで、より自然で滑らかな加速を実現しています。
また、ボディ剛性を前型比で6%向上させたほか、大型ダイナミックダンパーを採用し、路面からの振動を効果的に低減させることにより優れた静粛性と乗り心地を両立させました。
空力性能にもこだわり、トランク、リアフェンダー、ミラーの形状に工夫を加えたほか、フラットアンダーボディによる空気抵抗の低減により、走行安定性と燃費の向上を実現しています。
機能面では、ドアをアンロックした際には、ターンシグナルランプ、ハイビーム、ロービーム、シグネチャーライティングが連動して点灯し、ドライバーがドアを開ける前から高級感と先進性を演出。
ラゲッジスペースは、低い開口高と広い開口部により、ゴルフバッグやベビーカーなどの大きな荷物の出し入れがしやすく、スーツケースも複数収納可能な荷室容量を確保しました。
インテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備え、日常での使い勝手をさらに向上させています。
「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」(現地名:ブラインドスポットインターベンション)を初搭載し、車線変更時の斜め後ろの車両との衝突回避をアシスト。
また、セントラとして初搭載されたプロパイロット(現地名:ProPILOT Assist)により、高速道路などの長距離運転の負担を軽減するほか、「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」により駐車時に支援を行います。
さらに、歩行者検知機能付き「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」などを搭載し、さまざまなドライブシーンで役立つ運転支援システムを拡充しました。
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新型セントラは、「S」「SV」「SR」「SL」の4グレードで展開されます。なかでも注目されるのはスポーティなSRグレードで、パフォーマンスを追求したデザインをまとって復活します。
なお、2025年後半に米国市場で販売される予定となっており、発売が近づいたタイミングで価格が発表されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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