マツダ「“超美麗”ロータリークーペ」がスゴい! 「RX-7復活!?」な全長4.4m級めちゃカッコいい「ワイド&ロー」ボディ! もうひとつの“精悍”モデル「RX-VISION」に注目!
RX-VISIONの「続編」が2023年に登場!?
そして2023年秋の「ジャパンモビリティショー2023」でマツダはRX-VISIONの続編とでもいうべき、ロータリーEVの美しい2シーターコンセプト「ICONIC-SP(アイコニック エスピー)」を公開。
RX-VISIONが提唱した“引き算の造形”と次世代ロータリーが、さらに新たな章へと進んだことを紹介したのです。

これを「ロータリースポーツ復活への布石」と見るファンは多く、ハッシュタグ「#BringBackRX」も今なお投稿され続けています。
一方で、スポーツ専用モデルのビジネスケースは依然として厳しく、マツダの経営陣は「採算と環境基準を同時に満たすタイミングを見極める」と慎重な姿勢を崩していません。
鍵を握るのは、カーボンニュートラル燃料や高出力モーターの進化であり、今年スーパー耐久に参戦した水素ロータリーやe-fuelの実証データが将来の判断材料になると見られています。
一方、RX-VISIONが残した遺伝子はすでに市販車へも波及しています。
ボディ面で光を操る“サーフェス言語”は「Mazda3」や「CX-60」、そして新EV「EZ-6」にまで受け継がれ、細いヘッドランプと立体グリルの意匠も新世代共通の“顔”となりました。
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現時点で、量産時期や価格は未定ではあるものの、技術特許の出願やレンジエクステンダーで蓄積されたロータリーデータ、そしてデザイン面での継承を見れば、RX-VISIONのビジョンは今も受け継がれています。
マツダが“夢のロータリーFR”を公道へ送り出す日は、ファンの熱量と環境技術の進化が交差するその瞬間に訪れることでしょう。
今年2025年秋開催予定の「ジャパンモビリティショー2025」で、マツダは新たなロータリースポーツのコンセプトカーを披露するのでしょうか。期待が高まります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。















































