新車399万円! スズキ新型「コンパクトSUV」26年1月発売へ! 全長4.2mの小型ボディにパワフルユニット搭載! ブランド初の新モデル「eビターラ」とは!
スズキ新型「eビターラ」が2026年1月に発売されることが明らかになりました。同社初のBEV(バッテリーEV)として国内投入されます。
全長4.2mの小型ボディにパワフルユニット搭載!
スズキは2025年9月16日、バッテリーEV(BEV)の新型「eビターラ」を2026年1月16日より日本で発売することを発表しました。
新型eビターラは、スズキのBEV世界戦略車第一弾です。どのようなモデルとして日本に投入されるのでしょうか。

新型eビターラのボディサイズは、全長4275mm×全幅1800mm×全高1640mm、ホイールベースは2700mmと、全長4.3mを切るコンパクトなボディに、後席までしっかり座れる室内空間を確保しました。
エクステリアは「ハイテク&アドベンチャー」をテーマに、BEVの先進感とSUVの力強さを両立させたデザインを追求。
多角形や多面体を取り入れた構造は、冒険心を刺激する力強いシルエットを生み出しています。
押し出し感のあるフロントマスクやBEVならではのロングホイールベース、そして四隅にしっかりと踏ん張る大径タイヤやサイドスラッシュガードによって、高い走破性能を予感させます。
また、フロントとリアのランプに特徴的な3ポイントのシグネチャーランプが採用され、先進的な印象を一層際立たせました。
空力と軽量化を両立させた18インチアルミホイールには樹脂製ガーニッシュが備わり、アルミだけでは表現できない細部まで作り込まれたデザインもポイントとなっています。
インテリアは、ブラックとブラウンを基調とすることで高級感を表現しつつ、最新デバイスの搭載やSUVらしいタフで機能的な装備を融合させました。
特に目を引くのは、10.25インチのメーターと10.1インチのセンターディスプレイを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」です。
繋ぎ目のない一枚ガラスがもたらす高い質感は、BEVならではの先進的な空間を演出するほか、直感的で優れた操作性を提供します。
さらに、浮いているように見えるフローティングセンターコンソールや、フロントドアとコンソールトレイに施されたアンビエントライトが、ハイテクな雰囲気を高めます。
加えて、インパネやドアトリムにはブラウンのソフトパッドを、エアコン周りにはダークシルバーやピアノブラック調の加飾をあしらうことで、タフでありながらも洗練された、心地よい室内空間を実現しました。
パワートレインは、BEVらしいパワフルかつシャープな走りを実現する技術が注がれています。
モーター、インバーター、トランスアクスルを一体化した「eAxle」は、エネルギー効率の向上とコンパクトな設計を両立。
アクセル操作のみで加減速を滑らかにコントロールできる「イージードライブペダル」に加え、「NORMAL」「ECO」「SPORT」の3つのドライブモードを設定し、状況に応じた走りを楽しめます。
バッテリーには、安全性が高く長寿命なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しました。
悪路での走破性とパワフルな走りを両立させるため、前後に独立した2つのeAxleを配置した電動4WDシステム「ALLGRIP-e」を搭載。
路面状況に応じて前後駆動力を緻密に制御し、タイヤのグリップを最大限に活かす「オートモード」は、様々な道で優れた操縦安定性を実現します。
タイヤが空転するような悪路では、LSD機能を持つ「トレイルモード」が空転輪にブレーキをかけて接地輪に駆動力を配分し、スムーズな脱出をサポートします。
プラットフォームには、BEV専用に新開発した「HEARTECT-e」を採用。高張力鋼板(ハイテン材)の使用率を高めて軽量化を図ると同時に、メインフロア下のメンバーを廃止することでバッテリー容量を最大化しました。
また、ロングホイールベースと大径タイヤを採用しながらも、タイヤの切れ角を最適化することで、最小回転半径5.2mという取り回しの良さも確保しています。
そのほか、BEVのある暮らしを快適にするため、通信サービス「スズキコネクト」には「タイマー充電」や「バッテリーウォーマー」といった専用機能を追加しました。
安全性能においても、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」をはじめとする先進の予防安全技術を搭載します。
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新型eビターラの3つのグレードを設定。49kWhバッテリー仕様の「X・2WD」は航続距離が433km(WLTCモード、以下同)。
61kWhバッテリー仕様の「Z・2WD」は航続距離が520km、61kWhバッテリー仕様の「Z・4WD」は航続距離が472kmとなっています。
価格(消費税込)はX・2WDが399万3000円、Z・2WDが448万8000円、Z・4WDが492万8000円です。
なお、新型eビターラは令和6年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となっており、全機種87万円の補助交付金額が受けられます。
Writer: くるまのニュース編集部
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