日産の新「5人乗り“低燃費”コンパクト」登場! リッター「27キロ以上」×全長4m級で「扱いやすいサイズ」! “さりげない”カスタム仕様も設定の「新ノート」どこが変わった!?

2025年8月28日、日産はコンパクトカー「ノート」の一部仕様向上を実施しました。今回の改良では主に安全装備が更新されたようですが、具体的にどのような点が変更されたのでしょうか。

日産の主力コンパクトカーがさらに進化した!

 日産は2025年8月28日、一部仕様を向上した「ノート」を発売しました。

 これまでのモデルに対し、どういった部分が進化したのでしょうか。

28.4km/Lの低燃費! 新“ノート”どう変わった!?
28.4km/Lの低燃費! 新“ノート”どう変わった!?

 ノートは、「爽快な走行感と使いやすさ」というコンセプトを掲げた5ドアハッチバックの小型車で、2005年に初代モデルが登場しました。

 日常の移動手段として扱いやすいコンパクトなサイズ感と、荷物の積み下ろしや乗り降りのしやすさに配慮した設計が特徴とされています。

 2020年に発売された現行モデルの3代目ノートは、最新世代のシリーズ式ハイブリッド「e-POWER」専用モデルとなりました。

 最新モデルでは、28.4km/L(FF・WLTCモード燃費)の低燃費をマークします。

 さらに先進運転支援技術やコネクティッド機能も充実しており、都市部から郊外まで幅広いユーザーに利用されています。

 ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm、ホイールベース2580mmとコンパクトながら、室内空間が比較的広めに設計され、使い勝手も良好です。現在国内の日産において、販売の主力モデルとなっています。

 では、今回の一部改良では何が変わったのでしょうか。

 最大の変更点は、走行中に車両や歩行者を検知して衝突回避を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の左右検知範囲が拡大された点です。

 これにより、左右から走行してくる自転車などへの検知に関する性能の記載を加え、各種最新の法規に適合するように図られたといいます。

 あわせて、降車前に後席の人や荷物の置き忘れを知らせる「後席リマインダー」が全グレードに標準設定され、通知の契機と方法を車両側の機能として備え、降車時の確認を促す構成となりました。

 新しいノートの価格(消費税込み、以下同)は232万8700円からとなっています。

 なお、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)が扱うカスタムカーシリーズや、福祉車両「ライフケアビークル」なども、同様の仕様変更を実施しています。

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 このほか、NMCではカスタマイズモデル「ノート AUTECH LINE(オーテックライン)」を新設定しました。

 ノートにはすでに、「プレミアムスポーティ」をコンセプトとするカスタムカー「ノート AUTECH」などが設定されていますが、AUTECH LINEは、さりげない個性やこだわりをクルマに求めるユーザーに向けたモデルで、より控え目な仕様となっています。

 専用の16インチアルミホイールやメタル調フィニッシュのドアミラー、ダークメタルグレーのフロントグリルなどを装備します。

 内装では、シート素材に「TailorFit(テーラーフィット)」を採用しました。ナッパレザー並みのしっとりとした触感と包まれる心地よさをもたらす次世代シート素材となっています。

 ノート AUTECH LINEの価格は、243万8700円からです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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