めちゃ顔変わった! レクサス新型「IS」世界初公開! 存在感増した内外装に! FRセダンらしい「走り」も進化! なぜ発売12年目に大幅改良? 26年初頭登場へ

2025年9月9日、レクサスは「IS」の新型モデルを世界初公開しました。2026年初頭以降、世界の各地域で順次発売される予定のコンパクトFRスポーツセダンについて、自動車研究家の山本シンヤ氏が詳しく紹介します。

モデル消滅も覚悟した中でのサプライズ復活劇! その理由とは

 レクサスは2025年9月9日、コンパクトFRスポーツセダン「IS(アイエス)」の新型モデルを世界初公開しました。2026年初頭以降、世界の各地域で順次発売される予定です。

 現行型デビューからおよそ12年が経過するなか、なぜいま大規模なマイナーチェンジがおこなわれたのでしょうか。自動車研究家の山本シンヤ氏が解説します。

どこか懐かしいのに新しい!? イメージを一新した新型「IS」
どこか懐かしいのに新しい!? イメージを一新した新型「IS」

 2025年8月26日、日産はR35型「GT-R」の18年の歴史に幕を落としましたが、日本車にはそれに匹敵するロングライフモデルが存在します。

 それがレクサスのISです。

 現行モデルは3代目。2021年に大幅改良が実施されたものの、デビューは2013年なので12年選手です。

 そんな中、レクサスから2025年7月下旬に「ISが2025年11月をもって生産終了」のリリースが発表されました。

「時期を考えるとそうだよね」と思う一方で、(FFセダンの)「ESに統合されちゃうのか」「レクサスもSUVに集中なのか」と複雑な思いを抱きました。

 そんな生産終了のアナウンス以降、駆け込み需要が増え新車はほぼ完売。中古車市場も値上がりしていると聞いています。

 誰もが「あんなコンパクトFRスポーツは今後出てこないでしょ」と思っていたはずですが、レクサスは筆者(山本シンヤ)も予想していなかったサプライズを用意していました。

 それが今回、9月9日に世界初公開された新型「IS」になります。

 厳密にいうと「大幅改良」ですが、内外装/走り/運転支援など全方位で進化が行なわれています。

 エクステリアはフロントマスクの刷新で、より低重心/よりワイドな印象が増しています。

 スピンドルグリル以上スピンドルボディ未満といったデザイン処理は、サイド~リアとのバランスも良好で、個人的には「懐かしいけど新しい」といった感じでしょうか。

2012年デビュー当時のレクサス「IS」は今よりもアグレッシブで有機的なスタイリングが特徴だった
2012年デビュー当時のレクサス「IS」は今よりもアグレッシブで有機的なスタイリングが特徴だった

 基本的なレイアウトは不変ながらも、インテリアのデザインは刷新されています。

 大きく変わったのはセンターコンソール周りで、12.3インチのディスプレイは運転視界を妨げない絶妙な位置にレイアウト。下部のエアコンスイッチもシンプルで操作性も増しています。

 メーターもフル液晶式に変更されています。シフト周りはリモートタッチが廃止(完全にタッチパネル式に)され、その跡地にオーディオスイッチ(ON/OFFとボリューム)、シート空調スイッチをレイアウトしました。

 レクサスはラージセダン「LS」マイナーチェンジの時にも同様の変更を行っており、その時は「とってつけた感」が満載で怒り心頭でしたが、ISは上手く溶け込んでいるので良しとしましょう。

 更にUSB端子(タイプC)やワイヤレス充電などもシッカリ用意しています。

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