新車111万円! スズキ新「キャリイ/エブリイ」登場に大反響!「商用車っぽくなくてイイ!」と人気殺到中の新しい「軽トラ/軽バン」がスゴイ! 鮮烈オレンジ&おしゃグリーン採用した「斬新な商用車」とは!
スズキは2025年7月10日、「キャリイ」および「エブリイ」シリーズに新たなボディカラーを設定しました。このクルマについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
スズキ新「キャリイ/エブリイ」登場に販売店から大反響!
スズキは2025年7月10日、軽商用車「キャリイ」および「エブリイ」シリーズに、新たなボディカラーを設定しました。
この新たなボディカラーについて、さまざまな反響が寄せられています。

キャリイは、スズキが製造・販売する軽トラック。
初代モデルが登場したのは1961年で、スズキが1955年に発売した軽自動車である「スズライト」の本格商用モデルという位置づけでした。
1971年から2009年までの39年連続で、日本国内で販売されているトラック(軽・小型・普通)の車名別年間販売台数第1位に輝いた実績を持ち、また2010年1月時点で累計販売台数400万台を達成したほどの人気モデルです。
そんなキャリイは10度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは2013年に登場した11代目モデルとなっています。
一方でエブリイは、スズキが製造・販売するワンボックス型の軽自動車。
初代モデルが登場したのは1982年で、1964年に登場した「キャリイバン」を起源とし、キャリイのサブブランド名として「キャリイバン・エブリイ」の呼称を使い始めたのがきっかけで、エブリイの名が誕生しました。
当初はビジネスモデルのキャリイ(バン)と上級モデルのエブリイというブランドネームを併用していましたが、1993年に軽ワンボックスのブランドネームをエブリイに統合。
1999年以降は4ナンバー登録の商用車をエブリイ、5ナンバー登録の乗用車を「エブリイワゴン」としています。
そしてエブリイは5度のフルモデルチェンジを経て、現行モデルは2015年に登場した6代目モデルです。
そんなキャリイとエブリイのシリーズに2025年7月10日、先述のように新色が発表され、「ツールオレンジ」と「アイビーグリーンメタリック」が追加されました。
対象となるのは、ハイルーフ仕様の「スーパーキャリイ」、キャリイ、エブリイワゴンの全グレード(車いす移動車はアイビーグリーンメタリックのみ)、そしてエブリイの「JOINターボ」「JOIN」「PC」「PAリミテッド」グレードです。
追加されたツールオレンジは、一般に想像するオレンジよりも少し彩度が低く、使い倒した道具のようなタフなカラー。
そしてアイビーグリーンメタリックは、カーキ色に近い薄いグリーンで、おしゃれな印象を与えるカラーです。
※ ※ ※
このような特徴を持つキャリイおよびエブリイの新色に関して、首都圏にあるスズキディーラーの販売担当者は以下のように話します。
「キャリイ、エブリイともにこれまで設定されてこなかったボディカラーだけに、『実際の色を見てみたい』という声をいただいております。
とくにツールオレンジへの反響が大きいのですが、このオレンジは現場の人間から見てもかなり目立つ色です。
そのためいわゆる商用車っぽさとは無縁ですが、そこが魅力となり『次に乗り換えるときは仕事用でもこの色にしようかな』という声をいただきました。
ちなみに納期はキャリイが1ヶ月から1ヶ月半ほど、エブリイが1ヶ月から2ヶ月ほどです」
また、別のスズキディーラーの販売担当者は以下のように話しました。
「ツールオレンジのインパクトがなかなか強烈ですね。
最近は商用目的ではなく、個人ユースでもキャリイ、エブリイをご購入いただくことが多く、さらにカスタマイズされるお客様も増えてきたので、現場としてはインパクトがある仕様変更は大歓迎です。
『いち早く人が乗っていないボディカラーを納車してほしい。即納可能か』といった問い合わせが多くあります。
新規のお客様のなかでも、『ほかの人とは被りたくない』という方から注目度が高いことを実感しています」
このように、どちらかというと人気はツールオレンジに集中しており、他人と違うクルマに乗りたい、と考える層から大きな反響を得ているとのこと。
そして商用車においても、既存のイメージを覆すようなカラーを求めていたユーザーが実は多く存在していたことを示していました。
車両価格(消費税込み)は、キャリイおよびスーパーキャリイが111万7600円から163万3500円、エブリイシリーズが119万7900円から181万9400円で販売中です。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。



































