マツダ「“新”2ドアスポーツカー」まもなく登場! 史上最高額の「700万円仕様」は“匠”手組みの「2リッター“高性能エンジン”」搭載! 新たな「MSRロードスター」サイトを公開

マツダは公式サイトで「ロードスター」のスペシャルモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」に関する情報を公開しました。

マツダ最高額のスゴい「ロードスター」今秋に予約開始

 マツダは2025年9月5日、公式サイトのラインナップを更新しました。

 2ドアオープンスポーツ「ロードスター」のスペシャルモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」の情報を公開し、専用ページを開設しました。

 どのようなクルマなのでしょうか。

「ロードスター」のカスタムモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」
「ロードスター」のカスタムモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」

 ロードスターは1989年に登場。現行モデルは2015年に登場した4代目(ND型)です。

 初代から続く「人馬一体」をキーワードに、軽量かつハンドリングに優れるFRレイアウトの採用など、クルマを操る楽しさを最大限まで追求したキャラクターを踏襲しながら、最新のマツダデザイン「魂動(こどう)デザイン」を採用し、デザインを一新。

 またマツダ独自の直噴エンジン「SKYACTIV-G」の採用やアルミや高張力鋼板の採用などで、軽量化および燃費性能を高めています。

 ボディサイズは、全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mmです。

 パワーユニットは、最高出力136PS・最大トルク152Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンを採用(日本仕様)。トランスミッションは6速MTもしくは6速ATを設定します。

 ラインナップは通常のソフトトップモデルに加え、電動格納ハードトップと2リッターエンジンを搭載する「ロードスターRF」も用意します。

 2023年10月にはマイナーチェンジを実施し、デザインの一部変更や走行性能向上、マルチメディアシステムをアップデートしています。

 さらに「マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)」と「スマートブレーキサポート(後退時検知機能SBS-RC)」が搭載され、先進機能が充実しました。

 2025年1月、マツダはカスタムカーショー「東京オートサロン2025」でロードスターのスペシャルモデル「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER(以下、MSRロードスター)」と「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R(以下、12R)」を発表しました。

 マツダのモータースポーツサブブランド「マツダスピリットレーシング(以下MSR)」の名称が与えられた通り、マツダスピリットレーシングによって内外装だけでなく、走行性能もチューニングされたモデルです。

 マツダによると、MSRロードスターは「スーパー耐久レース活動で鍛えた技術、パワートレインや車体の進化を反映し、内外装のアピアランス向上と合わせて『速さ』と『質感』に拘ったモデル」だといいます。

 最大の特徴は、現行型ロードスターの国内仕様としては初設定の2リッターガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載した点です。

 現行型ロードスターオーナーからは、かねてより2リッターエンジンをロードスターRFだけでなく通常のソフトトップのロードスターにも搭載してほしいという要望があり、今回それが実現することとなります。

 さらに走行性能では、ビルシュタイン製専用サスペンション、RAYS製専用鍛造ホイール、フロントにブレンボ製ベンチレーテッドディスク&対向ピストンキャリパー(レッド塗装)を採用。よりスポーティな走行を可能としています。

 エクステリアでは専用のエアロパーツを装着し、スタイリッシュさに磨きをかけたほか、インテリアではアルカンターラ素材を用い、特別感のあるモデルに仕上げられています。

 そして12Rは、さらなるスペシャルモデルです。公式サイトでは「最高出力200PS、フルバケットシートなど、サーキット走行を存分に楽しむための技術や装備を搭載したメーカーコンプリートモデル」と説明されています。

 搭載の2リッターエンジンは、1基ずつ手作業で組み立てられ、専用カムシャフトやシリンダーヘッド、ピストンなどエンジン内部までチューニング。専用エキゾーストマニホールドも装着しています。

 こうしたチューニングにより、出力はMSRロードスターから16PS向上。最高出力200PS(147kW)を発揮します。さらにトランスミッションや駆動系なども強化されています。

 シートはフルバケットシートを装備し、サーキットでの本格的なスポーツ走行時にホールド性を高めます。

 MSRロードスターおよび12Rは2025年内発売とアナウンスされており、公式サイトでは今秋に予約が開始すると発表されました。

 このほか、詳細スペックや装備などは予約時期付近で改めて発表されるとみられます。

 なお、東京オートサロン2025での初公開時、価格については、MSRロードスターが500万円台、12Rが700万円台を予定しているとアナウンスされ、現時点ではマツダの最高額車両となります。

※ ※ ※

 今回の専用ページ開設にあわせ、iOSおよびAndroidアプリの「倶楽部 MAZDA SPIRIT RACINGアプリ」では、MSRロードスター主査の齋藤 茂樹氏による商品コンセプトの情報を公開しています。

【画像】超カッコいい! これが700万円の「ロードスター」です! 画像で見る(46枚)

【特設サイト公開中】マツダの今を、徹底取材。

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Writer: くるまのニュース編集部

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