京葉道路「船橋~武石」付加車線設置始まる 路肩削り車線捻出、渋滞緩和の効果は?
ネクスコ東日本が管理する京葉道路 船橋IC~武石IC間の上り線で、渋滞対策として付加車線の設置工事が始まりました。道路の全幅はそのままに、片側2車線を3車線分に増やすというものですが、どのように行うのでしょうか。
路肩や中央分離帯を削って付加車線整備!?
ネクスコ東日本が管理する京葉道路 船橋IC~武石IC間の上り線で2018年6月から、上下線に約5kmにわたって付加車線を設置する工事が始まっています。
同社によると、この船橋IC~武石IC間上りでは朝夕の通勤時間帯を中心に慢性的な渋滞が発生。このため、現状で片側2車線のところ、付加車線を追加して3車線分に増やします。工事期間はおよそ2年の予定です。
今回の工事は、道路の全幅はそのままで、路肩や中央分離帯部分の幅を削って1車線分のスペースを捻出するそうです。既存車線の幅員は変えず、縁石やガードレールを移設するなどして調整するとのこと。
このため、工事に際し車線を移設し、中央分離帯へ防護柵を設置するほか、夜間には必要に応じて車線規制を実施するそうです。また、工事によっては下り線においても車線規制が発生するとしています。
ネクスコ東日本関東支社は、「既存施設の空いているところを使い、道路構造令を逸脱しない範囲で付加車線を設置します」と話します。
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