約490万円! 新「インテグラ」登場! 2リッターエンジンで「320馬力」発揮の「スポーティセダン」! MT設定もある「アキュラモデル」米国で発売
ホンダが海外で展開する高級車ブランドACURA(アキュラ)は2025年8月19日、スポーツセダン「インテグラ」の新たな2026年モデルを発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新インテグラ登場!
ホンダが海外で展開する高級車ブランドACURA(アキュラ)は2025年8月19日、スポーツセダン「インテグラ」の新たな2026年モデルを発売しました。
インテグラは1985年、日本で「クイントインテグラ」として誕生。翌1986年には、アメリカでアキュラブランド創設と同時に投入されました。
一度販売を終了していましたが、2021年に中国市場で復活。翌2022年にアメリカでも現地生産、販売が始まり、プレミアムコンパクトセダン市場でシェア約4割を占めるベストセラーカーに成長しています。

今回登場した2026年モデルは、エクステリアやインフォテインメントを中心に手が加えられ、質感や利便性を高めながら商品力を磨き上げています。小幅な改良ながらも、同セグメントで存在感を一層際立たせる内容となっています。
ボディカラーは見直され、新色3色(シルバー系、ブルー系、レッド系)を含む全6色が設定されます。うちブルー系とレッド系は、フロントグリルをブラックからボディ同色に変更し、より上質で一体感のあるフロントフェイスとしました。
スポーティさを強調した「Aスペック」グレードでは、専用エアロパーツのデザインを刷新するとともに、18インチホイールのカラーを従来のグレーからブラックへ変更しました。
またアンビエント照明の採用や、ブルーマイクロスエードを取り入れたシート表皮を採用することで、内外装の一体感と特別感を高めています。
全グレードに共通する改良点として、インフォテインメントシステムの進化が挙げられます。
これまで下位グレードが7インチ、上位グレードが9インチだったセンターディスプレイを、2026年モデルではすべて9インチに統一。応答性を高めた新プロセッサーを採用し、Apple CarPlayとAndroid Autoはワイヤレス接続に対応しました。
パワートレインは従来通りで、スポーツ仕様の「タイプS」には最高出力320馬力の2リッター直列4気筒ガソリンエンジンに6速MTの組み合わせ。
そのほかのグレードは、最高出力200馬力の1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにCVTまたは6速MT(Aスペックのみ)を組み合わせています。
価格はベーシックグレードが3万3400ドル(約490万円)、「Aスペック」が3万5950ドル(約530万円)、Aスペック「テクノロジーパッケージ」が3万9200ドル(約580万円)、そして高性能モデルのタイプSが5万3400ドル(約780万円)。2025年モデルと比べて400〜1200ドル(約6万〜約18万円)の値上げとなります。
なお、2025年モデルは割引や低金利のキャンペーンが適用されており、在庫車を含めた販売促進が展開されています。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。
























































