三菱「ちょうどいいデリカ」に注目! 新エンジン搭載でリッター22km走れる! “マイチェン並み”のデザイン一新でド迫力顔になった「ディーツー」どんなモデル?
2025年2月に三菱「デリカD:2」の一部改良モデルが発売されました。どのようなモデルに進化したのでしょうか。
新エンジン搭載でリッター22km走れる!
三菱のコンパクトハイトワゴン「デリカD:2(ディーツー)」の一部改良モデルが2025年2月13日に発売されました。
このデリカD:2は、スズキ「ソリオ」をベースとするOEMモデル。
2011年の初代モデル登場以来、コンパクトな車体ながら広大な室内空間と優れた利便性を持つことで市場の支持を得てきました。

三菱は「デリカシリーズ」として、デリカD:2のほか、本格的な悪路走行を得意とするミニバン「デリカD:5」、商用バンの「デリカD:3(日産「NVバネット」のOEM)」、軽スーパーハイトワゴンの「デリカミニ」といった、さまざまなモデルを展開しています。
そのなかでデリカD:2は、全長3810mm×全幅1645mm×全高1745mmの5ナンバーサイズのボディに、スライドドアを備えた5人乗りの小型ハイトワゴンとしてラインナップ。
現行型は2020年12月にフルモデルチェンジした3代目にあたり、2023年6月にも安全装備の充実化などの改良を受けています。
2025年2月のアップデートは、デザイン、装備、そしてパワートレインと多岐にわたります。なお、三菱は公式に「一部改良」としていますが、実質的にはマイナーチェンジに匹敵する大規模なアップデートと言えるでしょう。
なかでも注目されるのはパワーユニットの一新で、スズキのコンパクトハッチ「スイフト」にも採用されている新開発の1.2リッター3気筒エンジン(Z12E型)に、ISG(モーター機能付発電機)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを全車に搭載。
これにCVTを組み合わせることで、優れた燃費性能と軽快な走行性能の両立を図っています。
駆動方式は従来と同じく2WDと4WDから選択可能。燃費は22.0km/L(WLTCモード)を達成しました(2WD)。
エクステリアデザインも大きな変更が加えられ、標準モデルのデリカD:2は、メッキ加飾を水平方向に広げた新しいフロントグリルにより、より端正で伸びやかな表情となりました。
一方、カスタムモデルの「デリカD:2カスタム」は、メッキとブラックの加飾を用いた立体感のあるフロントグリルで、一層力強く洗練されたデザインへと生まれ変わっています。
インテリアにおいても、デリカD:2ではインパネの装飾カラーがアイボリーからブラウンへと変わり、落ち着きのある空間を創出。デリカD:2カスタムでは、エアコン周りやドアのガーニッシュにチタンシルバーを採用し、室内の質感をさらに高めています。
安全性能では、「デュアルセンサーブレーキサポートII」や車線維持支援機能が全車に標準で備わりました。加えて、停止保持機能付きのアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニターも搭載され、安全性が大幅に向上しました。
また、ボディカラーのラインナップも豊富に用意され、デリカD:2には新しく2トーン仕様が設定され全7色に。デリカD:2カスタムにも新色が追加されて全8色の展開となります。
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価格(消費税込)は、デリカD:2が210万1000円から251万7900円、デリカD:2カスタムが235万2900円から269万8300円に設定されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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