トヨタ「新型アクア」発表に反響殺到! 「ミニプリウス」の声も!? 大胆「サメ顔」採用×「センチュリー」の“スゴい制御”も採用! 約250万円の“主力コンパクト”大幅改良発表
大幅改良を行ったトヨタ新型「アクア」について、SNSなどには早速さまざまな反響が寄せられています。
デザインの大胆刷新に「ミニプリウス」の声も
トヨタは2025年9月1日、大幅改良を行った新型ハイブリッドコンパクトカー「アクア」を発表しました。
デザインの大幅な変更のほか、先進機能の拡充などを図っています。
SNSなどには早速さまざまなコメントが投稿され、話題を呼んでいます。

アクアは2011年12月に登場したハイブリッドエントリーコンパクトカーです。
ハイブリッドカー「プリウス」の弟分的存在で、世界トップレベルの低燃費性能を5ドアボディに凝縮。手頃な価格も相まって大ヒットを記録しました。
また、トヨタ自動車東日本(当時:関東自動車工業)の岩手工場が生産を担当したことで、東日本大震災の復興支援という役割も持たせています。
現行型は2代目で、2021年7月に発売。デザインの刷新に加え、TNGA GA-Bプラットフォームの採用や高出力なバイポーラ型ニッケル水素電池の搭載などにより、国産車で最高レベルの低燃費性能をさらに向上。走行性能も大幅に引き上げました。
また先進運転支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」も機能の熟成を図っています。
そして今回、現行型のデビューから4年を迎え、マイナーチェンジが実施されました。
エクステリアでは、まずフロントフェイスを大幅に変更。トヨタ車の最新モデルに共通して採用されている、シュモクザメをモチーフとした「ハンマーヘッド」デザインを採用。トヨタ「プリウス」と共通性を感じさせる、精悍で先進的な表情としました。
上級モデルには、ヘッドライト間をつなげるセンターランプを備え、一文字形状で点灯するものとし、存在感を高めています。
このほか、リアにピアノブラックのバックドアガーニッシュの追加や、新色「マッドバス」「グレイッシュブルー」などの追加を行っています。
インテリアでは、7インチの大型マルチインフォメーションディスプレイを標準装備。視認性を高めています。
また、ディスプレイオーディオを刷新し、最新のコネクティッドナビ対応としたほか、下位グレードでモニターサイズを8インチに拡大。さらにHDMI入力端子をセンタークラスター下部に備え、利便性や操作性を高めています。
インテリアカラーでは、上級モデルの「合皮パッケージ」に新色の「ライトグレー」が追加されています。
先進運転支援システムでは、プリクラッシュセーフティのバイク検知機能や出会い頭の衝突回避機能追加、レーダークルーズコントロールの車間距離調整の4段階化、ロードサインアシストおよびアドバンストパークの機能向上、ドライバー異常時対応システムの追加などが図られました。
走行性能では、最高出力116馬力を発揮する1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドに変更はありません。駆動方式はFFのほか、電動4WD「E-Four」を用意。なお、燃費性能は33.6km/L(FFモデル)をマークします。
いっぽう、走りにおいては新たな制御を採用。停止直後の車両の揺れ動きを抑える「スムーズストップ制御」をトヨタのコンパクトカーとして初採用。
「アルファード」や「センチュリー」などの上級車に搭載された機能で、運転に不慣れなドライバーでもショックの少ない停車を実現しました。
また、電動パーキングブレーキおよび、ブレーキホールド機能の搭載により、運転時の疲労を低減しています。ブレーキホールド機能には、オンの設定が引き継がれ、次回の始動時にオンのままで機能が使える設定としています。
ボディサイズは全長4080mm×全幅1695mm×全高1485-1505mm、ホイールベース2600mmです。全長のみ30mm拡大しています。
ラインナップはベーシックな「X」、中級モデル「G」、最上級モデル「Z」を用意するほか、サブスク「KINTO」専用モデルの「U」を設定。
新型アクア 大幅改良モデルの価格(消費税込)は248万6000円から302万2800円です。
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大幅改良を行った新型アクアについて、発表直後から多数の反響が寄せられています。
主にエクステリアについて言及する人が多く、「もうプリウスなんだよね」「前部分をプリウスと同じに」「顔面プリウスすぎ」「プリウスみたいな顔になってる」「ミニプリウス」など、アクアより上位の位置づけであるプリウスと非常に近いという意見が多数みられます。
ただし、「素直にカッコいい」「予想よりもよかった」「めっちゃかっこいい」などの声もあり、すでに評価は上々のようです。
また、「スムーズストップなるものが存在するのですね」「ブレーキホールドは毎回ONにしなくてもいいメモリー機能付き。憎いけどさすがトヨタ様」など、機能向上を喜ぶコメントも。
いっぽう、「乗り出し価格300万円に」「新型アクア285万円もするんか」と価格上昇を懸念する声もありました。
Writer: くるまのニュース編集部
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