知らない人は確実に損してる! 高速道路が「安く利用できる&勝手に割引になる」方法がスゴい! ETCユーザー必見! 「節約になる」と話題の「画期的サービス」とは?
ETCを使って高速道路を利用したときに、通行料金に応じてポイントが付与され、割引が受けられる「サービス」が存在します。一体どのような仕組みなのでしょうか。
高速道路を“安く利用できる方法”がスゴい!
高速道路のETC利用に関して、ETCカードの通行料金の支払額に応じてポイントが貯まるお得なサービスがあります。
実はあまり知られていないサービスですが、一体どのような仕組みなのでしょうか。
また、どれくらいお得になるのでしょうか。

国土交通省が公表している「ETCの利用状況」によると、2025年5月時点のETC利用台数は1日あたり約828万台で、ETC利用率は全体の95.3%と非常に高くなっています。
そんな中、多くのドライバーが気にかけているのが高速道路の通行料金であり、できるだけ安く抑えたいと考える人もいるでしょう。
一般的に「休日割引」や「深夜割引」などの割引サービスはよく知られていますが、ポイントを使ってお得に通行できる「ETCマイレージサービス」は意外にも認知度が高くありません。
ETCマイレージサービスとは、事前に登録したETCカードの通行料金の支払額に応じてポイントが付くサービスのことで、このポイントを無料通行分に交換すれば、通行料金の支払いに利用できます。
道路事業者によってポイントの付き方は異なるものの、NEXCO東日本・中日本・西日本の3社や本州四国連絡高速道路などでは「10円につき1ポイント」が加算されます。
このポイントは「登録したETCカード」の支払額に応じて貯まるポイントとなっており、特定の車両に限らず、他の車両を利用した場合でもポイントが加算されます。
さらに上記の道路事業者においては1000ポイントを500円分、3000ポイントを2500円分、5000ポイントを5000円分の無料通行分に交換できます。
また「自動還元サービス」の手続きをしておけば、所定のポイントが貯まった時点で自動的に無料通行分に還元されることから、ポイントを無駄なく使用することが可能です。
なお、ETCマイレージサービスは登録・年会費無料であるほか、個人に限らず法人でも申し込みができるため、業務やプライベートなどで高速道路を頻繁に利用する場合は登録しておくとお得といえるでしょう。
加えて、ETCマイレージサービスに登録することで「平日朝夕割引」を受けられるようになるのも特徴のひとつ。
平日朝夕割引は、地方部の高速道路において平日朝の6時~9時と夕方の17時~20時に対象道路を通行した場合、毎月の利用回数に応じて30%~50%までの割引を受けられるというものです。
つまりETCマイレージサービスへの登録は、上記のような通勤・帰宅時間帯に高速道路を利用するユーザーにとってもメリットがあるといえます。
そのほか休日割引や乗継割引などを利用した場合については、各種割引が適用された後の支払額を対象としてポイントが加算されます。
たとえばNEXCO3社の休日割引(地方部で最大30%割引)を利用したとき、通常料金が1000円であれば、「1000円-休日割引300円=支払額700円」となり、この700円に対して70ポイントが付くという仕組みです。
ただしポイントには無料通行分に交換できる有効期限があり、ポイントが加算された年度の翌年度末までに交換しなければ失効してしまいます。
一例を挙げると、2025年3月にポイントが付いた場合は2026年3月末までが有効期限となるため、期限を迎える前に交換することが大切です。
実際にETCマイレージサービスを利用している人からは「これはお得!というか登録しておかないと損と言えるのかも」「8000円分も還元されてて驚きが止まらない」「もっと早くやっておけば良かった。かなり節約になるな」などの声が寄せられており、満足度の高い様子がうかがえました。
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ETCマイレージサービスはインターネットで登録ができ、登録が完了した当日の走行からポイントが貯まります。
貯まったポイントは交換して通行料金の支払いに利用できるため、普段からETCカードを使っている人は登録を検討してみると良いかもしれません。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。















