トヨタの小型ワゴン「ルーミー」がまさかの「ランクル顔」に!? わずか10万円でデザイン激変できる! EBS「ランドクルーミー」カスタム仕様がスゴい!
トヨタ「ルーミー」を「ランドクルーザー300」の顔面に変更できるカスタムキットが存在します。大阪のカスタムメーカーESBが手掛ける「ランドクルーミー」ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
「ルーミー」がまさかの「ランクル顔」に!?
毎年1月に、カスタムカーのイベント「東京オートサロン」が開催されます。
前回2025年1月におこなわれた「東京オートサロン2025」では、ひときわ異彩を放つ一台のカスタムカーが大きな注目を集めました。
それが、大阪のカスタムメーカーESB(イーエスビー)が発表した「ランドクルーミー」です。

ランドクルーミーは、トヨタの人気小型トールワゴン「ルーミー」に、SUVの王者「ランドクルーザー300」の顔つきを大胆に融合させた、遊び心あふれるモデル。
ベースとなったルーミーは、取り回しの良いコンパクトなボディと広々とした室内空間を両立し、ファミリー層を中心に絶大な支持を得ている一台です。
そんな日常に寄り添う親しみやすいクルマを、力強いアドベンチャービークルへと変貌させるのが、ESBが開発したカスタムパーツ「CLS FOX エアロキット」です。
ESBの担当者は、「本来、ルーミーにはアウトドアのイメージがあまりないかもしれませんが、車高を上げてSUVらしいスタイルにし、車中泊も楽しめるクルマにしたいという想いから開発しました」と語ります。
フロントフェイスは、ルーミーのヘッドライトや大型グリルを活かしつつ、バンパー部分を交換するだけでランドクルーザーさながらの迫力ある表情を実現。
ランドクルーザー用のモデリスタパーツをオマージュしたというそのデザインは、まるで純正品のような高い完成度で、見事にルーミーの車体にインストールされています。
リアバンパーも同様に、ブロックパターンを取り入れたクロスオーバーらしいデザインが採用されました。
東京オートサロン2025の展示車両には、そのコンセプトをさらに強調するカスタムが施されており、スプリング交換によって車高を3cmリフトアップし、純正よりひと回り大きなトーヨータイヤ製のオフロードタイヤ「オープンカントリー」を装着。これにより、見た目だけでなく走破性も高められています。
さらに、INNO製のルーフラックを搭載することで、積載能力を大幅に向上。車中泊などでかさばりがちな荷物をルーフに積むことで、車内空間を有効活用するという実用的な提案もなされていました。
その車内は、後席を倒して専用の「FOXマット」を敷くだけで、大人も快適に過ごせる広々としたフラットスペースが出現。手軽に車中泊が楽しめる空間へと早変わりします。
このカスタムキットの魅力は、アウトドアスタイルだけに留まらない懐の深さにもあります。
「ランクル顔のバンパーは、車高を上げるリフトアップだけでなく、ローダウンカスタムにも間違いなく似合うはずです」と担当者が語るように、オーナーの志向に合わせて様々なスタイルに対応できるのも特徴です。
発表以来、このランドクルーミーには多くの反響が寄せられており、前後バンパーのみといったパーツごとの購入も可能とのこと。
他の誰とも違う個性的な一台を求める人や、愛車のルーミーでアウトドアレジャーを本気で楽しみたい人にとって、まさにうってつけのカスタムキットと言えるでしょう。
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ランドクルーミーのおもなパーツの価格(消費税別)は、フロントバンパー(未塗装)が10万円、リアバンパー(未塗装)が6万円、アゲバネ(30mmアップ)が5万円です。
2021年に登場した現行モデルの「ルーミーカスタム」、ダイハツ「トールカスタム」、スバル「ジャスティ」に対応しています。
Writer: くるまのニュース編集部
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