新車99万円で「4人」乗れる! トヨタ「めちゃ安い“セダン”」が超魅力! 「エアコン」「キーレス」まで付いてもう十分! 超お手頃な“コスパ最強モデル”「ピクシス エポック」とは

新車で100万円を切る軽自動車 トヨタ「ピクシス」とはどのようなモデルなのでしょうか。

物価の高騰の今魅力的な「国内最安モデル」

 先進装備の搭載や電動化、さらには材料品や輸送コストの高騰などから、新車の車両本体価格が非常に高くなっています。

 コンパクトカーや軽自動車でも200万円を超えることは珍しくなく、新車の購入はもはや「贅沢」といっても過言ではありません。

 しかし、実はトヨタには現在、新車で100万円を切るという非常に魅力的な価格ながら、スタイリッシュで燃費もよく、各種装備もほかとさほど遜色のないモデルがあります。

トヨタの最安乗用車「ピクシスエポック」
トヨタの最安乗用車「ピクシスエポック」

 それがエントリー軽セダン「ピクシスエポック」です。

 ピクシスエポックの初代は2012年に登場しました。ダイハツのエントリーモデル「ミライース」のOEM車です。

 徹底した軽量化やコストの削減を目指したダイハツ独自の「e:Sテクノロジー」の採用により、究極の低価格と極めて高い経済性を両立。

 現行型は2代目で2017年5月に登場。e:Sテクノロジーをさらに追い求めるとともんび、ダイハツの新時代のクルマづくり「DNGA」コンセプトを取り入れ、走行性能や安全性能の向上、高いコストパフォーマンスを実現しました。

 先進機能では、衝突被害軽減ブレーキなどを含めた最新の「スマートアシストIII」を採用。エントリーモデルでありながら、高い安全性能を確保していることも特徴です。

 パワートレインは全車が660ccの3気筒自然吸気エンジン+CVTの組み合わせで、駆動方式はFFのほか4WDを用意します。

 パワーユニットは低燃費技術「i-EGRシステム」を採用。再循環ガス(EGR)を効率よく取り入れ、効率のよい燃焼を実現。そのほか、江ンジンやCVTを最適温度にする機構や低粘度のオイル類を採用。

 燃費はハイブリッドではない国産車として、最高クラスの35.2km/L(JC08モード・WLTCモードでは25.0km/L)をマークしています。

 デザインはシンプル&クリーンですが、安定感のあるバンパー形状や精悍で引き締まったリアデザインにまとめ、廉価モデルであることを感じさせない仕上がりです。

 インテリアも飽きの来ないシンプルさを求めつつ、運転のしやすいさと落ち着きをもたらします。

 現在販売中のモデルは2024年9月に実施された一部改良型で、全車でスマートアシストIIIを標準装備しているほか、リアのソナーの増設や寒冷地仕様の標準装備化などを図っています。

 ラインナップはベーシックな「B“SA III”」、中級モデルの「L“SA III”」「X“SA III”」、アルミホイールやオートエアコンなどを備える最上級モデル「G“SA III”」の4種類。

 ラインナップ中、一番安いものがB“SA III”で、価格(消費税込)は99万2200円。100万円を切り、新車の乗用車として国内最安です。

 いっぽう上級モデルと比較すると、いくつかの装備や加飾などは省略。例えばスタイリッシュなホイールキャップやボディカラー設定、明るいLEDヘッドランプやドアミラーの電動格納機能、内装加飾などはありません。

 ただし、それ以外は十分で、安価ながら当然エアコン(マニュアル式)やキーレスエントリー、フロントのパワーウインドウは装備。さらに衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報などのスマートアシストIIIを標準搭載。

 ABSやVSC(横滑り防止装置)、デュアルエアバッグも備わっているため、安全性能も十分です。

 100万円を切る価格と高い基本性能を考慮すれば、特にデザインなどにこだわりがなければ、普段の足として十分以上のレベルでしょう。

 軽自動車は100万円を切る価格が当たり前でしたが、時代の変化とともにその常識は変わってしまいました。

 そんななかでもピクシスエポックは非常に魅力的な価格を維持しており、物価高騰が叫ばれている今だからこそ、最大の武器を有しているといえそうです。

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Writer: くるまのニュース編集部

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