新車235万円! トヨタの「“新”ステーションワゴン」が魅力的! 「リッター約30km」の超低燃費×スタイリッシュデザイン採用! ちょうどいい「カローラツーリング」最新モデルとは
トヨタは、一部仕様変更したステーションワゴン「カローラツーリング」の販売を2025年5月19日より開始しました。一体どのような点が変わったのでしょうか。
ハイブリッド仕様オンリーに進化! 「カローラツーリング」
トヨタは、人気のステーションワゴン「カローラツーリング」の一部仕様変更を発表しました。同車は、2025年5月19日より販売が開始されています。
トヨタの定番かつ中核車種であるカローラシリーズ。
今回の一部仕様変更ではどのような点が変わったのでしょうか。

トヨタ「カローラ」は、1966年11月に初代が登場。発売当初は「2ドアセダン」のみでしたが、1967年5月に「4ドアセダン」と「2ドアバン」タイプが追加でラインナップされています。
カローラに乗用のワゴンモデルが登場したのは1982年のこと。その後、1987年に2代目、1991年に3代目カローラワゴンが発表されます。以後、「カローラフィールダー」へと引き継がれました。
現行型は通算12代目。2018年6月発売の現行「カローラスポーツ」を皮切りに登場し、全車が3ナンバーボディに変更されたほか、TNGAプラットフォームによる基本性能の向上、先進機能「トヨタセーフティセンス」の搭載、内外装デザインの刷新などを実施。
カローラツーリングは、カローラスポーツの発売から遅れること1年と3ヶ月後の、2019年9月に登場しました。
ボディサイズは全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm、ホイールベース2640mm。従来のカローラフィールダーよりも大きなサイズとなりました。
2022年にはパワートレインを刷新したほか、トヨタセーフティセンスの機能向上などを図っています。
そして今回の一部仕様変更では1.5リッターガソリンモデルが廃止され、すべてのグレードが1.8リッターハイブリッドモデルで統一されました。
同じく、改良が発表された「カローラセダン」や「カローラスポーツ」も全車がハイブリッドに仕様変更。カーボンニュートラルの実現に向けてカローラシリーズ(ハイパフォーマンスモデル「GRカローラ」を除く)すべてがハイブリッド専用モデルになりました。
燃費性能(WLTCモード)では、軽量で安価な「X」グレードで29.5km/L、中級の「G」グレードで29.3km/L、装備が豊富で太めのタイヤ装着の「W×B」グレードでも27.3km/L程度と、大変優秀な数値をマークしています。
また、全グレードのドアミラーとシャークフィンアンテナのカラーがブラックに統一され、スタイリッシュな雰囲気にも磨きがかかりました。
安全装備にも改良が加えられ、「ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(簡易録画機能付き)」がW×Bグレードに標準設定。
「ブラインドスポットモニター+安心降車アシスト」、「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」がW×Bグレード、およびGグレードに標準設定されました。
4WDモデルでは利便性を高める「寒冷地仕様」が標準装備となり、寒冷地でも扱いやすいクルマにパワーアップしています。
さらにGグレードには「205/55R16タイヤ&16×7Jアルミホイール」と「LEDフロントフォグランプ」が標準装備化されました。
一部仕様変更されたカローラツーリングの販売価格(消費税込)は235万9500円から334万2900円です。
仕様変更に伴い販売価格も改訂されていますが、昨今の価格上昇傾向を考えれば、比較的リーズナブルな価格設定だといえるでしょう。
Writer: TARA
トヨタ自動車のある愛知県在住。学生時代にクルマやバイクに魅了される。大手オイルメーカーに就職し、自らもモータースポーツに参戦開始。その後は鈴鹿サーキットで勤務しつつ、カートレースやバイクレースを経験。エンジンやサスペンション、タイヤや空力などの本格的な知識を得る。現在はプライベートでさまざまなクルマやバイクに触れながら、兼業ライターとして執筆活動に勤しむ。現在の愛車はトヨタ ヴォクシー/ホンダ N-BOX。



















