180万円! トヨタ「“最安・最小”コンパクトSUV」がスゴイ! 全長4m未満“ちょうどいいボディ”&「リッター20キロ超え」の低燃費! ボディカラー&“安全機能”も充実のシンプル仕様の「ライズ X」って?
トヨタの主力コンパクトSUVとして人気の「ライズ」ですが、なかでも最も手ごろな価格で購入できるモデルとは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタの「最安・最小SUV」の仕様とは?
都市部での取り回しやすさと、アウトドアでも頼れる実用性、その両方を兼ね備えたコンパクトSUVが、2019年に登場しました。
全長4メートルを切るサイズながら広い室内空間と大きな荷室を備え、日本の道路事情にぴったり寄り添う設計で、多くのユーザーから支持を集めています。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

そのクルマとは、トヨタの日本におけるSUVラインナップで最もコンパクトなモデルである「ライズ」です。
同車は、ダイハツ工業が開発・生産を担当し、その兄弟車である「ロッキー」と並んで市場に投入されたモデルで、2019年11月に発売されました。
その人気は販売実績にも表れており、日本自動車販売協会連合会が発表した2025年7月の新車登録台数では7135台を記録し、ランキング9位に入るなど根強い需要を示しています。
なかでも最も手頃な価格を実現しているのが「ライズ X(ガソリン車・2WD)」です。
このモデルは、エントリーグレードながら必要十分な機能と安心感を備え、幅広い層から支持を集めています。
ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベース2525mmと、上位グレードと変わらない寸法を持ちます。
それでいて、室内は長さ1955mm×幅1420mm×高さ1250mmとゆとりある空間が確保されており、コンパクトSUVでありながら実用性を強く意識した設計となっています。
エクステリアはシンプルかつ実用的な装備が特徴です。
ボディ同色のアウトサイドドアハンドルやブラック仕上げのバックドアガーニッシュ、16インチスチールホイールなど、エントリーモデルらしい控えめな仕様ながらも、LEDヘッドランプやクリアランスランプを採用することで現代的な表情を演出しています。
ボディカラーは7色のモノトーン展開が用意され、個性に合わせた選択が可能です。
インテリアはブラック基調で統一され、落ち着きのある雰囲気を持ちます。
ステアリングにはウレタン素材を採用し、メーターには視認性に優れるアナログ式とLCDマルチインフォメーションディスプレイを組み合わせています。
シートレイアウトは2列5人乗り仕様で、シートにはファブリック表皮を使用。
リアシートは6:4分割可倒式となっており、大きな荷物や長尺物を積載する際にも対応できる柔軟性を備えています。
安全性能に関しても妥協はなく、ダイハツの先進安全装備「スマートアシスト」を搭載。
衝突警報機能や車線逸脱警報、標識認識機能などがドライバーをサポートします。
さらに、踏み間違いによる急発進を防ぐ誤発進抑制制御や、シフト操作時の急加速を抑えるドライブスタートコントロールといった機能も備わっており、日常の運転に安心を与えてくれます。
パワーユニットには最高出力87PS、最大トルク113Nmを発生する1.2リッター直列3気筒エンジンを採用し、D-CVTと組み合わせて軽快な走行性能を実現。
駆動方式はFFで、WLTCモード燃費は20.7km/Lと経済性にも優れています。
これだけの装備を備えながら、ライズ X(ガソリン車・2WD)の価格は180万700円(消費税込み)と、トヨタのSUVラインナップのなかで最も手頃な価格設定となっており、コストパフォーマンスが光る1台といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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