新車122万円! マツダ「“新”軽セダン」デザイン刷新! 十分すぎる装備が魅力の「キャロル」上級グレードより13万円安い“シンプル仕様”ってどんなモデル?
2025年7月24日に一部改良がおこなわれたマツダ「キャロル」。その最安グレードである「C」は、どういうモデルなのでしょうか。
マツダ「“新”キャロル」デザイン刷新!
マツダの軽セダン「キャロル」は、1962年に初代が発売された伝統あるモデルです。
現在は、スズキ「アルト」のOEM車となっていますが、日常の移動に寄り添う実用的なクルマという位置付けは変わっていません。
現行モデルは2022年に登場した8代目。先代と比べて室内高や室内幅が拡大するなど、居住性が向上したほか、キャロルとして初のマイルドハイブリッド車も追加されました。

そして、2025年7月24日におこなわれた一部改良では、「デュアルセンサーブレーキサポートII」が採用されるなど先進安全運転支援システムがアップデートされたことに加え、前後バンパーの形状変更などによって空力性能が向上しています。
そんなキャロルには、マイルドハイブリッド仕様の「ハイブリッドG」「ハイブリッドC」、ガソリン仕様の「G」「C」という4グレードが設定されています。
そのなかでも最安となるのが、ガソリン仕様の「C」です。
「C」の価格(消費税込、以下同)は、2WDが122万2100円から、4WDが135万3000円からとなっており、上のグレードである「G」と比べて13万6400円も安い設定となっています。
ベースグレードに位置付けられる「C」ですが、先進安全運転支援システムの「デュアルセンサーブレーキサポートII」が標準で備えられており、安全面では上位グレードと遜色ありません。
一方、エクステリアのボディカラーについては、「C」では2トーンカラーや特別塗装色は選択できず、「ソフトベージュメタリック」「アーバンブラウンパールメタリック」「シルキーシルバーメタリック」「ホワイト」の4種類に限定されています。
また、「G」はヘッドライトがLEDとなっているのに対し、「C」はマルチリフレクターハロゲンヘッドランプとなっている点も異なります。
インテリアについては、「ハイブリッドG」や「ハイブリッドC」と比べて簡素化されている部分があるものの、デザイン面で大きな違いはありません。
収納は、助手席インパネトレーやドリンクホルダー、センターポケットなどを備えており、ラゲッジスペースも開口部が広くとられるなど、最安グレードの「C」でも、実用性には十分配慮されています。
ただし、「C」では基本的な空調機能などのマニュアルエアコンが標準装備とされていますが、フルオートエアコンは設定されていないため、快適性を求める場合には上位グレードを選ぶ必要があります。
また、助手席シートヒーターやUSB電源ソケットも省かれており、必要な場合には「G」以上を選ぶことで追加される仕組みとなっています。
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キャロルのベースとなるアルトには、受注生産モデルの最安グレード「A」が存在しています。
このグレードでは、エクステリアカラーが3色となっているほか、リアドアガラスが固定式となっているなど、キャロルの「C」よりもさらに機能装備が限定された仕様となっています。
そのため、価格も114万2000円からと、キャロルの「C」をさらに下回っています。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






























