トヨタ「“小さな”ミニバン」なぜ爆売れ!? “高齢者”から「アウトドア好き」まで大ヒット中! 約212万円からの“7人乗り”モデル「シエンタ」人気の理由とは
現在、国内のミニバンで最も売れているトヨタ「シエンタ」。販売店の声なども交えつつ、その根強い人気の理由について探ります。
日常使いにうれしい小型サイズに広さと機能性を詰め込んだ1台
子育て中の買い物や送迎だけでなく、週末にはちょっと遠くへお出かけ。そんな日常のすべてをこなせるクルマが欲しい。
トヨタ「シエンタ」は、まさにそんな願いに応えてくれる1台です。
今回はそんなシエンタの特徴とともに、トヨタの販売スタッフに聞いた「どんな人に人気があるのか」について詳しく紹介します。

シエンタは、都市部でも扱いやすい全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mm(2WD)の5ナンバーサイズに収めながら、最大3列・7人が乗車できるコンパクトミニバン。
現行モデルは、2022年に登場した3代目です。2025年8月には運転支援システムの機能向上などの一部改良を実施するなど、今も進化を続けています。
そんなシエンタは、丸みを帯びた愛らしいデザインと高いユーティリティ性を両立し、家族の毎日に寄り添う1台として高く評価されています。
後席に両側スライドドアを備え、狭い駐車場でも乗り降りしやすく、小さな子どもを連れたファミリーにも安心です。
また最新のTNGAプラットフォームを採用し、優れた乗り心地と高剛性ボディを実現。最新の予防安全機能も標準装備され、安全性にも配慮されています。
2列目や3列目のシートアレンジによって、乗員スペースや広い荷室を確保できるのも大きな魅力。日常の買い物から大きな荷物を積むアウトドアシーンまで、シチュエーションを選ばない柔軟性が支持されています。
また価格(消費税込み)についても、ガソリン車で211万7500円から、ハイブリッド車で247万9400円から(ともに3列・7人乗り)と、200万円台の廉価な設定も魅力的に映ります。
そんなシエンタの販売台数は、ミニバンカテゴリーにおいて常にトップクラスです。
日本自動車販売協会連合会(自販連)調べによる2024年の年間販売台数は11万1090台と、ライバルのホンダ「フリード」の7万3279台を大きく引き離し、圧倒的な人気を誇っています。
また2023年には13万2332台を販売し、乗用車全体(軽乗用車除く)でも第3位にランクインするなど、幅広い支持を受けていることが数字の上でも良くわかります。



























































