トヨタ新「ハチロク」は“初代”イメージの斬新「イエロー」×特別インテリアがサイコー! めちゃゴツイ「4本マフラー」が超カッコいい「GR86 柚子エディション」米国仕様とは!
トヨタが北米限定の新たな特別モデルとして展開する「GR86 Yuzu Edition」が注目を集めています。
トヨタ新「ハチロク」は“初代”オマージュの斬新「イエロー」採用!
「GR86」は、トヨタが2021年から販売している人気のスポーツカーです。
トヨタがスバルと共同開発した一台で、まずは「86」という名称で2012年に発売。
その後、2021年に名前を“GR86”に変更した2代目モデルが登場し、現行型として販売されています。

ちなみにトヨタでは86およびGR86という車名ですが、共同開発を行ったスバルでは「BRZ」という車名でラインナップされています。
そしてこのGR86は、日本だけでなく海外でも高く評価されている一台。
特に北米市場での人気は高く、過去には「86 Hakone エディション(箱根エディション)」など北米限定モデルも登場しました。
また2025年4月には、新たな北米限定モデルとして「GR86 Yuzu Edition(以下、柚子エディション)」が発表され注目を集めています。
この柚子エディションは、GR86の「プレミアム」グレードをベースとする特別モデルで、その名前のとおり日本では馴染みの深い柑橘類の「柚子」をテーマに開発した一台。
ボディカラーに「柚子イエロー」という専用カラーを採用し、柚子の皮のような鮮やかでフレッシュなイエローの塗装を施しました。
この柚子イエローは、「サイオン FR-S」(北米版の初代86)の限定モデル「リリース・シリーズ1.0」に採用されていたボディカラーで、ファンから復活が望む声も上がっていました。
そして柚子エディションでは、後継モデルであるGR86に柚子イエローが再び採用。注目を集めることになったのです。
また柚子エディションには特別なボディカラーのほか、“GR”のロゴが入ったエキゾーストやオプションボディキットも用意されています。
インテリアにも、ステアリングやサイドブレーキカバー、シートに柚子イエローのステッチを採用。落ち着いたブラックの中に黄色いアクセントが映える仕上がりです。
パワーユニットはベースとなったGR86 プレミアムとは変わらず、2.4リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。
最高出力は228馬力で、トランスミッションは6速MTあるいは6速ATを組み合わせます。
さらに2026年モデルのGR86に用意されたパフォーマンスパッケージが標準装備されており、フロントスポイラー、サイドスカート、リアバンパースポイラー、4本出しスポーツマフラーを装着。アグレッシブな雰囲気を強調しています。
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この柚子エディションの発売は2025年後半となっており、車両価格もまだ未定ですが、台数は860台限定になるとのこと。
先述のように、北米のファンからはこれまで柚子イエローのカラーリングを望む声も上がっていたことから、争奪戦になる可能性も否定できません。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

































