スズキ新「アルト」に注目! 超スポーティ「アルト“ワークス”仕様!?」が凄すぎる! 「伝説のスポーツハッチ」想起させる精悍カスタム「ブラックスタイル」とは
日本の国民的な軽自動車、スズキ「アルト」が新しくなり、精悍なスタイルが追加されました。伝統のスポーツモデルである「アルトワークス」が蘇ったかのような精悍さをもった「ブラックスタイル」について紹介します。
ファン待望の「アルトワークス」が復活!? スズキの用意したカスタムが超魅力的
スズキの軽自動車「アルト」が2025年7月22日に一部改良を受けました。
新しいアルトは楕円モチーフの愛着のもてるデザインは継承しつつ、新たな魅力がたくさん詰まっています。
そして注目すべきポイントは、伝説のスポーツハッチの復活を思わせる魅力的なラインナップの追加でした。

フロントやリアバンパーの形状変更や、ルーフエンドスポイラー追加によって、充実感のあるデザインにリフレッシュされたアルト。
空力性能も向上し、燃費はガソリン・ハイブリッド軽自動車クラスナンバーワンのWLTCモード燃費28.2km/Lを実現しました。
車体色は新規設定色や2トーンルーフを設定し、合計12パターンのラインナップ。
安全性能には、衝突被害軽減ブレーキの「デュアルセンサーブレーキサポートII」や車線逸脱抑制機能に加えて、信号の切り替わりにも対応した発進お知らせ機能などを標準装備しています。
現行型アルトは全体にプレーンなスタイルで、どちらかというとかわいい印象が強く残ります。
しかし今回の改良では、アルトのカッコイイ面も見ることができるのが大きなポイント。そのイメージをリードするのが、純正アクセサリーに用意された「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」です。
ブラックデカールが存在感を際立たせ、漆黒のアクセントはクールな輝きを放ちます。まさに唯一無二のアルトの誕生です。
ブラックスタイルで装着されるアクセサリーは、ブラックペゼルのLEDフォグランプセット、ブラックのフルホイールキャップ。バックドアガーニッシュやドミラーカバー、ドアハンドルにスズキのエンブレムまでブラックに変わっています。
ボディには「ALTO」と刻まれたサイドデカールや、1979年に発売された初代アルトの赤色をイメージしたセンターラベルのレコードを模したデコステッカーが貼付され、迫力満点。
一部オプションに限られますが、カタログに記載のQRコードを読み取ることで、3Dシミュレーションを行うことも可能です。
好きなグレード・好きな色のアルトで、ブラックスタイルのアクセサリーを付けたらどのようになるのかを、スマートフォンやタブレット上で確認することもできます。
特に、往年のホットハッチ好きにオススメのスタイルもあります。
俊足ぶりで一時代を築いた「アルトワークス」風へ大変身させるのは、ブラックのフルホイールキャップ(6710円)とサイドデカール(3万6300円)です。
さらに小さなパーツですが、大きくアルトの雰囲気を変えてくれるのがブラックエンブレム。
前後のスズキの「S」とバックドアについている「ALTO」のエンブレムをブラックに変えることで、アルトの精悍さが大きく高まります。エンブレムはそれぞれ5280円です。
また、ブラックスタイルの各パーツはディーラーオプション扱いなので、納車後の後付けが可能なのも良いところです。少しずつパーツを揃えていって、時間をかけながら自分好みのアルトを作り上げていくのも楽しいでしょう。
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2025年1月の「東京オートサロン2025」では、ダイハツがエントリー軽コンパクト「ミライース」に「GR SPORT」グレードを設定して参考出品しました。
軽自動車にターボとMTの組み合わせとなるミライース GR SPORTに登場の期待が高まる中で、スズキからもターボとMTが組み合わされた軽自動車が出てきてほしいものです。
ミライースの対抗馬になれるのは、やはりアルトでしょう。
ブラックスタイルのようなアルトワークス“風”もいいですが、次は本格的なスポーツモデルの“新型”アルトワークスが復活してくれると嬉しいところ。
軽量コンパクトな軽スポーツは、これからも熱い市場になりそうです。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。





























































