リッター25km走る! スズキ「最新軽ワゴン」斬新“ニッコリ顔”が好評に! 丸目ライト&両側スライドドア採用! ちょうどいい高さの「ワゴンRスマイル」どんなモデル?
スズキ「ワゴンR」の人気を再燃させた「ワゴンRスマイル」が2024年12月に一部改良し、魅力的になったと評価されています。どのようなモデルなのでしょうか。
ちょうどいい高さの「ワゴンRスマイル」どんなモデル?
スズキの軽ワゴン「ワゴンR」の人気を再燃させたのが、スライドドアを備えた派生車として2021年にデビューした「ワゴンRスマイル」です。
そして2024年12月にワゴンRスマイルが大幅に一部改良され、さらに魅力的になったと評判になっています。
どのようなモデルなのでしょうか。

ワゴンRスマイルは、実用的な軽トールワゴンのワゴンRとは異なる、キュートでレトロ調のデザインを採用。
昔から、軽自動車ではレトロ調デザインの派生車種は定番ではありますが、トレンドを超えた愛くるしさで高い人気を得ています。
その全高は1695mmと、ワゴンR(1650mm)と「スペーシア」(1785mm)の中間という、背が高すぎず低すぎないちょうどいい高さに設定したことに加え、リアにスライドドア装備し、日常での扱いやすさをも考慮した設計としました。
マイナーチェンジしたワゴンRスマイルは、フロントのデザインがさらに洗練され、ボディカラーも落ち着いたブラウン系の新色を追加。ニッコリと笑ったような、「柔和」なデザインへと変更しています。
さらに2025年5月には、クリームデザートをモチーフとした特別仕様車「クリームコーデ」が追加され、バリエーションが増えました。
車重に関しては、ガソリン車が840kg(2WD)/890kg(4WD)、マイルドハイブリッド車でも870kg(2WD)/920kg(4WD)と、こだわったデザインを採用しつつスライドドアを搭載しても1トンを切る軽量ボディは燃費に貢献。
WLTCモード燃費は、ガソリン車・2WDが23.9km/L、マイルドハイブリッド車・2WDが25.1km/Lと、優秀な数値を誇ります。
またうれしいのは、先進安全装備(衝突被害軽減ブレーキやACCなど)を標準装備している点。さらにオプションで高度な装備も搭載可能です。
ネット上の評価を見ても、ワゴンRスマイルの出来はかなり良さそうです。
エクステリアに関する評価は非常に高く「ボディカラーが好き」「デザインがかわいくて好み」といった声が多く、またリアドアをスライドドア化した利便性も好評となっていることが分かります。
一方で、ターボエンジンモデルがないため、動力性能に不満があるユーザーの意見が目立ちました。
「急勾配ではスピードが出ない」や「高速ではパワーが不足している」といった評価もみられますが、もっとも、ワゴンRスマイルは街乗り中心の使いかたが適したモデルです。
キュートなルックスを気に入って購入する人が多く、市街地での走行する分には不満を感じる機会も少ないでしょう。
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ハイトワゴンとしての実用性にスライドドアの利便性をプラス、しかも個性的なレトロ調のデザインなど、ワゴンRスマイルはかなり魅力的なモデルになっていると評価できそうです。
価格(消費税込)は148万9400円から198万4400円です。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。


















































