レクサス新「NX」発表! 300馬力超え「高性能モデル」もイイ! リッター16km以上走る「人気のクロスオーバーSUV」加国に登場
レクサスは2025年8月7日、人気SUV「NX」の2026年モデルをカナダで発表しました。新たに追加された、スポーティな「F SPORT」仕様とはどのようなものなのでしょうか。
待望の「F SPORT」グレードが追加
レクサスのカナダ法人は2025年8月7日(現地時間)、人気コンパクトSUV「NX」の2026年モデルを発表しました。
NXは、レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして、初代モデルが2014年7月に日本でデビューしました。
現行モデルは2代目にあたり、2021年6月12日に世界初公開された後、日本では同年11月以降に発売されています。

レクサス・カナダのディレクターであるマーティン・ギルバート氏は、「NXシリーズのスタイル、走行性能、そして直感的なコネクティビティ技術はカナダのお客様に愛されており、国内で最も売れているモデルの一つです」と述べており、その人気の高さがうかがえます。
また、NXはカナダの工場で組み立てられている「メイド・イン・カナダ」のモデルでもあります。
エクステリアは、シャープなエッジと躍動的な形状が融合し、俊敏でありながら筋肉質で存在感のあるフォルムを形成。象徴的なスピンドルグリルが大胆な第一印象を与え、リアのブレードランプが先進性を際立たせています。
インテリアは、ドライバーとクルマの一体感を高める「Tazuna Concept」に基づいて設計され、日本の「匠」の技と「おもてなし」の思想が息づく空間となっています。
今回カナダで発表された2026年モデルの最大のトピックは、グレードラインナップが拡充された点です。ハイブリッドモデルの「NX 350h」に、新たに「F SPORT 2」と「F SPORT 3」の2グレードが追加されました。
さらに、プラグインハイブリッドモデルの「NX 450h+」にも、新たに「F SPORT 2」が設定されています。これらの「F SPORT」グレードは、専用のメッシュグリルや20インチアルミホイール、スポーツシートなどを装備し、よりアグレッシブな内外装が特徴です。
カナダ仕様のNXは全車AWDで、パワートレインは次の3種類が用意されます。
NX 350には、最高出力275PS、最大トルク317lb-ft(約430N・m)を発揮する2.4リッターターボエンジンを搭載。燃費は9.5L/100km(約10.5km/L)です。
NX 350hには、システム最高出力240PSを発生する2.5リッターハイブリッドシステムを搭載。燃費は6.0L/100km(約16.7km/L)の高効率です。
NX 450h+は、システム最高出力304PSを発揮する2.5リッタープラグインハイブリッドシステムを搭載。EV走行距離は58kmで、燃費は6.6L/100km(約15.2km/L)です。
安全装備としては、最新の予防安全パッケージ「Lexus Safety System + 3.0」を全車に標準装備するほか、後方からの追突の危険を警告するブラインドスポットモニターや、降車時に後方からの接近車両を検知してドア開放を制御する「デジタルラッチ with セーフイグジットアシスト」などが含まれます。
2026年モデルはカナダ国内のレクサスディーラーで販売が開始されており、メーカー希望小売価格(1カナダドル=115円で換算)は、NX 350が5万4830カナダドル(約631万円)から、NX 350h が5万7675カナダドル(約663万円)から、NX 450h+ が5万9990カナダドル(約690万円)からとなります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。
























































