「マイナ免許証」開始からまもなく半年! 「750円もオトク」で“面倒くさがり”にはメリット大だけど「課題」もアリ!? この先おこなわれる「重大な改善策」とは
まさかの「更新したら免許情報が引き継げない」問題はどうなる!?
そしてもちろん、「身分証が1枚にまとまる」というのも大きなメリットです。
マイナンバーカードの健康保険証利用を申請・登録していれば、マイナンバーカード1枚で「身分証明」「運転免許証」「健康保険証」の3役をこなすことができます。
![マイナンバーカードと運転免許証[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2022/03/220308_mynumber_00.jpg?v=1646735260)
「一体化は不安」という声もありますが、万が一紛失しても、簡単には不正利用はできない仕組みになっています。
顔写真付きで本人確認も容易。加えて厳重なアクセス管理がなされているため、過度な心配は不要と考えてよいと思います。
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そんなマイナ免許証においてデメリットといえるのが、「券面に有効期限が書かれていない」こと。
ぱっと見では期限がわからないため、有効期限切れ(失効)には十分に注意する必要があります。もちろん、マイナンバーカードとマイナ免許証との有効期限は異なります。
マイナポータルにログインするか「マイナ免許証読み取りアプリ」を利用することで、有効期間や免許種別などを確認することはできるようですが、券面でさっと確認できないことで失効となってしまわないよう、注意が必要です。
そして、もうひとつの大きな課題として、免許情報を持ったマイナンバーカードを更新しても、更新後のカードには免許情報が引き継がれないという点が挙げられます。
しかしこちらについては、警察庁が2025年秋をめどに引継ぎ可能にできるよう、システム改修をおこなう見通しだといいます。
ともあれ、現段階でマイナンバーカードの更新時期を控えている場合には、先に更新した上でマイナ免許証を取得する必要があります。
マイナ免許証への切り替えは予約制となっており、詳細は警察庁や警視庁のウェブサイトで随時案内されています。
「まだいいかな」と思っている人も、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」
























