トヨタ新型「プロボックス」まもなく登場!? 11年目ぶりの大刷新で“より安全&快適”になる? 絶大な人気を誇る「商用バン」どう進化する?

トヨタの商用バンとして絶大な人気を誇る「プロボックス」ですが、まもなくモデルチェンジすると言われています。マイナーチェンジやフルモデルチェンジを受けた新型プロボックスは、どのようなモデルに進化するのでしょうか。

絶大な人気を誇る「商用バン」どう進化する?

 トヨタのライトバン(商用バン)として、「プロボックス」は絶大な人気を誇っています。

 30万km以上の走行も想定されている高い耐久性や信頼性を備え、荷物を満載していてもよく走るなど、プロユースに求められる要素を満たしています。

 それでありながらリーズナブルな価格設定とし、4ナンバーサイズらしく狭い駐車場や道路でも取り回しがしやすく、荷室容量はハイブリッド車が573リットル、ガソリン車が581リットルで、たくさんの仕事道具などを飲み込みむことが可能です。

進化した「プロボックス」の登場に期待!
進化した「プロボックス」の登場に期待!

 現行プロボックスの登場は、2002年7月まで遡ります。

 その歴史をたどると、2014年8月のマイナーチェンジではエンジンが刷新され、型式を変更。1.3リッター車に新エンジンを搭載し、ヒルスタートアシストコントロールの採用などやプラットフォームの改良などが盛り込まれました。

 2016年8月には衝突被害軽減ブレーキなどからなる「トヨタセーフティセンスC」の採用、2018年11月にはハイブリッドを追加。直近では、2024年4月に一部改良を受け、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを標準化することで、後方視界の視認性を高めています。

 そんなプロボックスですが、2025年秋にはマイナーチェンジの噂も上っています。

 トヨタのラインナップの先進安全装備の現状からすると、最新の「トヨタセーフティセンス」や「プロアクティブドライビングアシスト」、アダプティブクルーズコントロール(ACC)の採用や快適装備の強化などがあるかもしれません。

 また、プロボックスは、登場からすでに23年が経過し、2014年夏の大幅改良からでも11年が経ちました。

 プロボックスはトヨタがダイハツに生産を委託していて、認証不正問題により出荷停止の時期もあり、そうした経緯からすると、まだ少なくても2年くらいは全面改良を受けないかもしれません。

 もし、フルモデルチェンジをするのなら、4ナンバー枠を維持できるのか、電動化をどこまで進めるのかが焦点になりそうです。

 現行型は全幅1690mm、最小回転半径4.9mによる取り回しの良さが美点で、サイズ拡大は大半の商用ニーズでは歓迎されないと考えられます。

 新型プロボックスでも、4ナンバーサイズによる取り回しの良さ、ガソリン車250~400kg、ハイブリッド車200~350kgの最大積載量も維持したいところでしょう。

 新型のパワートレーンはもちろん分かりませんが、ガソリン車とハイブリッド車が継続される場合は、さらなる燃費向上も欠かせないはず。航続距離や耐久性などの問題からバッテリーEV化は考えにくいですが、プラグインハイブリッドであれば可能性もありそうです。

※ ※ ※

 プロボックスでは、今秋のマイナーチェンジによる先進安全装備のアップデートも予想されますが、フルモデルチェンジとなれば、ドライバー異常時対応システムなどの搭載も進むかもしれません。

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Writer: 塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。

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