光岡「“旧車風”5人乗りスポーツカー」に大注目! 「名車・ケンメリ風」丸目4灯レトロ顔に“年配層”も大興奮!? 6速MT×「VTECターボ」搭載のカスタムカー「M55」イベント初登場
2025年7月26日・27日に愛知県国際展示場(EXPO SKY AICHI)で行われた「オートメッセ in 愛知 2025」で、光岡自動車は「M55 ZERO Edition」を展示しました。
イベント初展示の「M55」に来場者大興奮
2025年7月26日・27日に愛知県国際展示場(EXPO SKY AICHI)で行われたカスタムカーショー「オートメッセ in 愛知 2025」。
光岡自動車(以下ミツオカ)ブースでは「M55 ZERO Edition」が展示されていました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
![イベント初展示されたミツオカ「M55 Zero Edition」[オートメッセ in 愛知 2025]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/08/20250818_mitsuoka_m55_automesse_0000.jpg?v=1755507592)
1968年に創業したミツオカ。その創業55周年を記念し、2023年に発表したコンセプトモデル「M55 コンセプト」を市販化させたのが「M55シリーズ」です。
ミツオカと同世代を歩んできた人が、幼いころにあこがれていた1970年代のGTカーを参考にしたデザインを採用していることが特徴。
当初はコンセプトモデルで市販化の予定はありませんでしたが、多くのユーザーから市販化を求めるコメントが相次ぎ、市販化が決まったという経緯を持ちます。
ベースになっているのはホンダ「シビック」で、2024年11月に受注開始されたのが今回展示された「M55 ZERO Edition」となります。
ボディサイズは全長4735mm×全幅1805mm×全高1415mm、ホイールベースは2735mmです。
エクステリアは、まさしく1970年代のクラシックカーというべきデザインをしています。フロントヘッドライトは丸目4灯を採用。フロントグリルはそのヘッドライトの間一杯に広がっており、それらをきらびやかなメッキのベゼルでまとめています。
リアのデザインも変更し、ブラックのガーニッシュ内に丸型のテールを埋め込み、さらにダックテールスポイラーやウインドウルーバーを装備するなど、当時のスポーツカーのトレンドを踏襲しました。
インテリアも、シビックを基本としつつ、レトロな装いに変更。
シートはブルーのレザーに変更し、「Zero Edition」ロゴ刺繍を施したほか、高性能車風のハトメ加工をあしらうなど、エクステリアの雰囲気をそのまま踏襲しています。
パワートレインは、シビックから変更なく、最大出力182馬力・最大トルク24.5kgf-mを発揮する4気筒VTECターボエンジンに6速マニュアルの組み合わせを使用。駆動方式はFFです。
このほかの先進運転支援システムもシビック同様、「ホンダ センシング」を搭載し、安全性能や燃費性能は最新モデルと同様です。
価格(消費税込)は808万5000円からで、限定100台のみとなっていました。
そんなM55 ZERO Editionですが、イベント展示するのは、今回が始めてとのこと。すでに生産予定である100台は完売していますが、年配の方を中心とした多くのユーザーが、展示車に視線を向けていました。
ブーススタッフの方によれば、特に丸目4灯に魅力を感じる人が多いそうです。また、肌感ながら去年まで生産していたSUVのカスタムカー「バディ」を超える勢いがあるとのことでした。
なお、M55シリーズは現在、第2弾となる「M55 1st Edition」の注文受付を行っているところで、ZERO Editionとは異なり、CVT車やハイブリッド車「e:HEV」モデルが用意されるほか、ボディカラーも多彩です。
こちらの価格は756万8000円から842万7100円に設定され、250台限定。2025年8月中旬現在も枠は残っており、まだ購入は間に合います。
Writer: 鈴木伊玖馬
愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

















































































