トヨタ新「“3列”SUV」発表! 360馬力超え「“高性能”モデル」もアリ! 超「広びろ内装」&高機能4WDも採用! 黒モデル新設定の「グランドハイランダー」米国に登場
トヨタは2025年7月31日、3列シートの大型SUV「グランドハイランダー」の2026年モデルを米国で発表しました。新たに追加された「ナイトシェード」仕様とは、いったいどのようなモデルなのでしょうか。
大人が快適に座れる3列シートと充実装備
2025年7月31日(現地時間)、トヨタは北米市場向けの大型SUV「グランドハイランダー」の2026年モデルを発表しました。
生産は米国インディアナ州プリンストンの工場で行われ、同年秋から順次ディーラーに到着します。
グランドハイランダーは、大人がゆったり座れる3列シートと広大な荷室を備えたファミリー向けSUVです。

3列目はレッグルーム33.5インチ、ヘッドルーム37.2インチを確保。後席を倒せば最大97.5cu.ft.の荷室容量を実現し、3列目使用時でも機内持ち込みサイズのスーツケースを7個積載できます。遮音ガラスや吸音材の採用により、静粛性にも配慮しました。
装備は12.3インチタッチスクリーン、3ゾーンオートエアコン、USB-C×7を標準化。上位ではレザー内装や前席ベンチレーション、2列目後席ヒーター、JBLプレミアムオーディオなどを用意します。
デザインはハンマーヘッド調のフロントとワイドなフェンダーで存在感を演出し、ハイブリッドMAXではデュアルエキゾーストやガンメタル調グリルを採用。
新たな2026年モデルでは、黒基調の外装加飾を備えた「ハイブリッドナイトシェード」を新設定しました。
パワートレインは2.4リッター直列4気筒ターボ(最高出力265PS)、2.5リッターハイブリッド(最高出力245PS)、2.4リッターターボ×モーターの「ハイブリッドMAX」(最高出力362PS)の3種類を展開。
駆動方式は、ガソリンモデルにダイナミックトルクコントロールAWD、ハイブリッドに電子制御オンデマンドAWD、ハイブリッドMAXにフルタイム電子AWDを設定します。
シャシーはTNGA-Kをベースに前後トレッド67.5/67.9インチ、ホイールベース116.1インチとし、取り回し性能と室内スペースを両立。
ガソリンAWDとハイブリッドMAXにはマッド&サンド/ロック&ダート/スノーのマルチテレインセレクトを備え、走行モードは全車スポーツ/エコ/ノーマルを選べます。
先進安全装備はToyota Safety Sense 3.0を全車標準化。プリクラッシュセーフティ(歩行者検知)、レーンディパーチャーアラート(ステアリングアシスト付)、レーントレーシングアシスト、全車速対応ダイナミックレーダークルーズコントロール、ロードサインアシスト、プロアクティブドライビングアシスト、オートマチックハイビームなどを搭載します。
加えてブラインドスポットモニターやRCTA、パーキングアシスト(上位)も用意。プラチナムではトラフィックジャムアシスト、ヘッドアップディスプレイ、デジタルインナーミラー、パノラミックビューモニターなどの快適・運転支援機能を選択できます。
グレードはLE/XLE/リミテッド/プラチナムに加え、ハイブリッドナイトシェードを設定。価格はガソリン(LE FWD)が4万1360ドル(1ドル=149円の為替レートで約616万円)から、ハイブリッド(LE)が4万4710ドル(約666万円)から、ハイブリッドMAX(リミテッド)が5万5190ドル(約822万円)からとなります。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


































































