スバル「“新”5ドアハッチバック」スポーティなエアロ&センター出しマフラーがスゴい! 最新「インプレッサ」STIのカスタム仕様とは!
スバルは「インプレッサ」の改良モデルを発表しました。扱いやすい車格で人気のインプレッサは、どのような仕様変更を施されたのでしょうか。
スポーティなエアロ&センター出しマフラーがスゴい!
スバルは2025年7月10日、「インプレッサ」の改良モデルを発表しました。
現行インプレッサは、2023年4月にフルモデルチェンジが発表された6代目。従来モデルに設定されていたセダンは廃止され、5ドアハッチバックのみがラインナップされます。
一部改良でどのようなモデルへと進化したのでしょうか。

現行インプレッサのボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1480mm(e-BOXERは1515mm)、ホイールベース2670mmと、コンパクトで扱いやすいハッチバックにまとめられています。
エンジンは、2リッター水平対向4気筒エンジンと2リッター水平対向4気筒エンジン+モーターの「e-BOXER」の2種類を設定。トランスミッションはリニアトロニック(無段変速機)のみで、駆動方式はFWDとAWDがあります。
燃費(WLTCモード)は13.6km/Lから16.6km/Lです。
今回のモデル改良では、新しいボディカラー「シトロンイエロー・パール」の追加や運転支援機能の拡充が実施されました。
標準装備となった「緊急時プリクラッシュステアリング」は、プリクラッシュブレーキ作動時において衝突回避が難しい場合、周囲に十分なスペースがあればステアリング操作に介入します。
また、「ドライバー異常時対応システム」と「ドライバーモニタリングシステム」の連携を強化しました。これにより、ドライバーが脇見運転や居眠り運転をした場合に異常と判断して、ドライバーへの注意喚起や周囲のクルマへの周知を行います。
インプレッサの改良モデルの価格(消費税込)は274万4500円から351万4500円です。
そんなインプレッサには、STI(スバルテクニカルインターナショナル)が手掛ける専用パーツがラインナップされ、ひと味違ったクルマに仕立てることができます。
例えば「フレキシブルタワーバー」は一般的なリジッド(剛直)のタワーバーとは構造が異なり、中央にピローボールがあることが特徴。これにより同じステアリング角の入力に対して、いつでも安定した挙動を実現できます。
さらに、金属ボールが封入されたリンクボールをリンク両端にある取付部位に採用した「フレキシブルドロースティフナー」が、走行時に車体に歪みをいなすことで「走る、曲がる、止まる」というクルマの動作を安定させます。
そのほか、STIパーツとして、「フロントアンダースポイラー」や「サイドアンダースポイラー」、「リアサイドアンダースポイラー」など、エクステリアをドレスアップできるパーツもラインナップ。
加えて、リアで目を引くのは「STIパフォーマンスマフラー」です。「STI」のロゴが刻印された直径70mmセンターパイプ2本がセンターに集約され、専用のガーニッシュとともに存在感のあるリアビューを実現。
エンジン始動時やアクセルを踏んだときに心地よいサウンドが響き、ドライバーの高揚感を高めてくれます。
また、「STIルーフスポイラー」は、デザイン性はもちろん、ややそり上がった形状とすることで空気の流れを整えて、ダウンフォースを発生させるといった機能性も両立しました。
Writer: 廣石健悟
1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)
































