13年ぶりに「斬新な謎のロードスター」お披露目!? 近未来デザインのアキュラ「NSX」とは? 米国「モントレー」で展示へ
アキュラは、2012年の興行収入トップを記録したマーベル映画「アベンジャーズ」で運転されたことで有名なアキュラ「NSXロードスター」を、世界最大級の自動車・モータースポーツ愛好家の集いであるモントレー・カー・ウィークで10年以上ぶりに一般公開すると発表しました。このワンオフモデルのスーパーヒーロー・スーパーカーは、アキュラが初代NSXの35周年を祝うイベントに登場する予定です。
アベンジャーズの「スタークカー」が復活! アキュラ NSX ロードスターがモントレーカーウィークに登場
2025年8月12日にアキュラは、マーベル映画「アベンジャーズ」に登場した特製のアキュラ「NSX ロードスター」が、10年以上ぶりに公の場に姿を現すことを発表しました。
このスーパーヒーロー専用スーパーカーは、世界最高峰の自動車・モータースポーツファンの祭典であるモントレーカーウィークにて展示されます。
どのような特徴があるのでしょうか。

アキュラ NSX ロードスターは、2012年に公開され最高興行収入を記録した映画「アベンジャーズ」のために特別に製作されたクルマです。
2025年8月15日に開催される「ザ・クエイル、ア・モータースポーツ・ギャザリング」にて展示され、初代NSX誕生から35周年を記念するアキュラのイベントの目玉となります。
アキュラは、このユニークな映画の記念品を2026年に開催されるチャリティーオークションにかける予定です。
モントレーカーウィークでは、このNSXロードスターへの入札機会に関心のある人の事前登録も受け付けます。
この特別なロードスターは、2012年の北米国際自動車ショーで初公開された第2世代NSXコンセプトからインスピレーションを得たデザインを特徴としています。
NSX ロードスターは、当時アキュラのクリエイティブディレクターだったデイブ・マレク氏率いるロサンゼルスのアキュラデザインスタジオのチームによって設計されました。

製作は、カリフォルニア州オックスナードのトランスFXによって手掛けられています。
手作りの樹脂とファイバーグラスのボディを初代NSXに装着し、さらに2インチのサスペンションローダウン、18インチホイール、アフターマーケットシートを搭載。
このトランスフォーメーションの基礎となったのは、走行距離25.2万マイルを記録した使い込まれた1991年モデルでした。
なお展示車には、13年前に映画に登場した当時のままの状態で、「スターク33」というナンバープレートを装着しています。
なお前出のマレク氏によれば「撮影用には信頼性の高い車両が必要で、単なる展示用モデルではダメでした。オリジナルのアキュラNSX以上に信頼性の高いクルマは思いつきませんでした」とは述べており、マレク氏は現在アキュラのエグゼクティブアドバイザーを務めています。
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アキュラはNSX ロードスターのほかに、1995年の「NSX-R」や1999年の「ザナルディエディション」などNSXの重要な生産モデルも展示。
さらに、ブランドの次世代オール電動プレミアムパフォーマンスSUVを予告する新型RSXプロトタイプも同時に展示される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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