トヨタ新型「“5人乗り”コンパクトSUV」発売! 専用装備&「リッター23キロ超え」の低燃費が魅力の“4WD仕様”! 精悍「GR顔」ד他と違うエンジン”採用の 「カローラクロス」とは?
トヨタは「カローラクロス」の一部改良を施し、2025年8月4日には新たに設定された「GR SPORTグレード」を発売しました。最高級グレードである同車は、一体どのようなクルマなのでしょうか
3ヵ月遅れで発売された最高級モデルの仕様とは?
トヨタは2025年5月23日に「カローラクロス」の一部改良モデルを発表し、同日より販売を開始しました。
また、新たに設定された最高級グレード「GR SPORT」は、一部改良モデルから遅れて同年8月4日に発売されました。
このグレードは一体どのようなクルマなのでしょうか。

2021年9月に発売されたカローラクロスは、「カローラ」シリーズ初のSUVです。
レジャーから都市部の日常使いまで幅広いシーンで活躍し、現在も高い人気を誇っています。
今回の改良では、内外装のデザインが大幅に刷新されました。
エクステリアでは、バンパーやヘッドランプを一新し、ボディ同色のグリルを採用することで、都会的かつ上質なデザインを追求。
また、ドライブモードセレクトにトヨタ初の「SNOW EXTRAモード」を追加し、カーボンニュートラル実現に向けてハイブリッド(HEV)に統一するなど、多岐にわたる改良が施されています。
カローラクロスのグレードは、エントリーグレードの「G」、ミドルグレードの「S」、上位グレードの「Z」に加え、今回新設された最上級グレード「GR SPORT」を含む計4種類です。
なかでもGR SPORTは、トヨタのスポーツブランド「TOYOTA GAZOO Racing」の「モータースポーツを起点としたより良いクルマづくり」の理念のもと、ボディ剛性の強化や足回りの専用チューニングを施し、優れた走行性能を実現しています。
ボディサイズは全長4460mm×全幅1825mm×全高1600mm、ホイールベース2640mmで、他のグレードと比べ全長がやや長く、全高が低めです。
エクステリアはモータースポーツ直系の機能美を追求し、専用のフロントバンパーやラジエーターグリルを装備。
足回りにはダーククリア切削とブラック塗装のアルミホイールを採用し、クールな印象を与えます。
ボディカラーはモノトーン5色と2トーン3色の計8色から選択可能です。
インテリアでは、ほかのカローラクロスと同様に2列シート5人乗りレイアウトとし、合成皮革とブランノーブを使用した専用スポーツシートが特徴で、GRロゴが最上級グレードらしい特別感を演出。
さらに、ヒーターコントロールパネルやメータークラスターに専用のスモークシルバーメタリック加飾を施し、ブラック基調の室内に上質さを加えています。
パワーユニットには、2リッター「M20A-FXS」エンジンを搭載したGR SPORT専用ハイブリッドシステムを採用し、エンジン最高出力152ps、最大トルク188Nm、システム最高出力199psを発揮。
トランスミッションは「専用6速シーケンシャルシフトマチック」を採用し、駆動方式は電気式4WD「E-Four」で、スムーズな変速で発進から高速域まで力強い走りと、WLTCモードで23.3km/Lといった優れた燃費を両立しています。
そんな「カローラクロス GR SPORT」の価格(消費税込み)は389万5000円です。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

































































