アキュラが新たな「クーペSUV」世界初公開へ 19年ぶりにRSXを復活! 「ASIMO」搭載のパフォーマンスモデルコンセプト、米国 モントレーで披露
ホンダの高級ブランドとなるアキュラは「RSXプロトタイプ」を世界最高峰の自動車とモータースポーツ愛好家が集うモントレー・カー・ウィークで世界初公開します。
アキュラRSXプロトタイプEV、モントレー・カー・ウィークで世界初公開
ホンダの高級車ブランドであるアキュラは19年ぶりにRSXの名を復活させ、パフォーマンスなSUVとして新たなスタートを切ると明かしています。
そして2025年8月8日には、新たに「RSX プロトタイプ」を世界的な自動車イベントであるモントレー・カー・ウィークで世界初公開すると発表しました。

このプロトタイプは、昨年夏に発表されたアキュラ・パフォーマンスEVコンセプトをベースとした、ダイナミックなスタイルのSUVです。
新型RSXは2026年後半にアキュラのディーラーに登場する予定で、アキュラにとって重要な節目となるクルマです。
同社が自社開発した新しいEVプラットフォームを採用した初のモデルとなり、2025年のCESで紹介された独自のASIMO OSオペレーティングシステムを搭載します。
生産面でも新時代の幕開けを告げています。RSXはオハイオ州のホンダEVハブという柔軟な製造施設で生産される初のEVとなります。
この施設では、アキュラ「インテグラ」と同じ生産ラインを使用し、国内外の部品を組み合わせて製造されます。
RSXの名前は、2001年から2006年まで生産されたスポーツクーペ、インテグラの4代目北米仕様として使われていました。
今回の復活により、19年の時を経て再びアキュラのラインアップに加わることになります。
新型RSXの外観は、初代の面影を残すクーペライクなスタイルが特徴です。
基本的にはSUVでありながら、ルーフラインをなだらかに傾斜させることで、スポーティな印象を与えています。
安定したスタンスを持つ美しいプロポーションと、ドア前部に設けられた大型アウトレットが、新型RSXならではの特徴となっています。
現在、プロトタイプはアキュラのデザインチームが手がけた特別なカモフラージュラップを施して路上テストを実施中です。
光を模倣したこのカモフラージュは、流線型のクーペシルエットを強調するとともに、内に秘めたパワーを表現しているといいます。
今年1月、アキュラの販売担当副社長であるマイク・ランゲル氏は新型RSXについて「クーペのようなシルエットは、運転の楽しさを追求する前向きなアプローチを象徴しています。アキュラEVの信頼性を強固なものにするでしょう」と述べていました。
アキュラは現在、インテグラと4つのSUV(ADX、RDX、MDX、全電動ZDX)をラインアップしており、高性能なType Sも展開しています。
新型RSXは、アキュラ初の自社開発EVプラットフォームを採用し、独自のオペレーティングシステムを搭載する記念すべきモデルとなります。
19年ぶりの復活を果たすRSXが、アキュラの電動化戦略における重要な役割を担うことは間違いありません。
Writer: くるまのニュース編集部
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